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その他
男性

派遣から正社員への面接で注意点はありますか?

現在、派遣社員として働いていて、今回初めて派遣から正社員を目指して転職活動をしています。

これまでの面接経験は新卒時のものしかなく、派遣社員という立場から正社員の面接を受ける際に、企業側からどのような点を特に見られているのかが不安です。

たとえば、「なぜこれまで正社員にならなかったのか?」「派遣期間で何を学んだのか?」といった質問に対して、どのように回答すれば評価につながるのか、具体的な伝え方に迷っています。

派遣から正社員を目指す面接で特に注意すべき点や、アピールすべき経験について、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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転職理由は聞く! きっかけと経験面は準備しておこう

面接官として考えた場合、心配されている2つの質問と類似した質問はすると思います。特にきっかけと、なぜこのタイミングなのかは気になります。

派遣社員としての勤続年数と経験職種によりますが、きっかけの話題で志望意欲が垣間見えることがあります。

また、経験職種は幅広く経験されている場合と同職種で経験を積み上げた場合は、企業としての受け取り方が違います。職種に関しては広く浅い経験より狭く長い経験の方がスキルはあると判断される可能性が高いでしょう。

派遣期間の経験を洗い出してアピール材料を揃えよう

質問と回答の例については以下になります。

質問例:これまで正社員にならなかった理由は何でしょうか?

回答例①:「就職活動が思うように進まず決められずに卒業しました。自分が何をやりたいのか、どのような社会人になりたいのかを考えて、改めて就職活動をしようと決め、いったん派遣社員になりました。」

回答例②:「派遣でさまざまな職種を経験し、選択肢の一つとしたいと考えていました。」

回答例③:「派遣社員として〇〇の業務を△年経験し、業務範囲を広げてさらに奥深く携わりたいと思い、〇〇の分野で就職活動を始めました。」

派遣期間で学んだことは経験業務とそれらの中で感じたこと、得意だったこと、苦手だったことすべて洗い出してみましょう。そのなかで応募先の業務に活かせることをアピールすると良いと思います。

国家資格キャリアコンサルタント

高橋 拓也

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一貫性と論理性を意識した回答を心掛けよう

現在、派遣社員から正社員を目指して転職活動をしているのですね。そのキャリアアップを目指す姿はとても素晴らしいです。

新卒時の面接とは異なり、企業側が派遣社員という立場をどのような点から見ているのか不安だというのはその通りだと思います。

「なぜこれまで正社員にならなかったのか?」という質問に対する回答の一貫性や論理性が必要です。

企業側はおもに以下の点を見ています。

・正社員への意欲と覚悟:正社員になることで求められる責任範囲が広がるため、正社員になる覚悟が見られます。

・職場への貢献意欲:派遣だったとしても、どのように職場へ貢献してきたかも見られます。

派遣時の経験と正社員になる意欲を十分に伝えよう

まず、評価につながる具体的な伝え方は以下になります。

・過去の選択の合理性(派遣期間のメリット):「なぜこれまで正社員にならなかったか」については、「派遣であったことで、〇〇という多様な環境で経験を積み、自己の適性を見極めるというキャリア上のメリットがあった」と、ポジティブに言い換えましょう。

・現在の決断(正社員への意欲):「そして今、このタイミングで正社員になろうと思った理由は、特定の会社で腰を据え、より責任範囲の広い業務に挑戦し、長期的な視点で貢献したいという覚悟が固まったためです。」と、一貫性や論理性を以って伝えることが重要です。

そして、アピールすべき経験としては以下を参考にしてください。

派遣先で社員と同等かそれ以上の責任を持って取り組んだ具体的な成果を数字を交えて伝えることが効果的です。そのうえで、どのような回答を準備するか、自身の経験を棚卸しして考えてみましょう。

私も在職しながら転職活動をしていたので、在職中に転職活動を成功させる大変さを知っています。あなたの正社員への意欲と覚悟を、面接で存分に伝えましょう。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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