適性検査で落ちることは、就活では意外とよくあることです。単にテスト形式に慣れていないことや時間配分のミスが原因のことも多いです。

SPIや玉手箱などの適性検査は、企業が応募者の基礎学力や思考力、性格特性を確認するために実施します。

特に応募者が多い企業では、書類選考よりも厳密に絞り込む手段として使われることがあります。したがって、エントリーシート（ES）が通っても適性検査で落ちるケースは珍しくありません。

決して「自分がダメだから落ちる」ということではありません。

企業は適性検査のスコアをどの程度重視しているかというと、業界や企業の方針によって異なってきます。

基本的には、足切り用の基準として使われることが多いです。高得点で他者と差をつけられる場合は有利ですが、平均点を取れば十分という企業もあります。

出題傾向を把握して正直な回答を心掛けよう

適性検査の対策のポイントとしては、種類ごとの特徴を把握や時間配分の練習、苦手分野を集中して克服し、性格検査は正直に答えましょう。過去問や模擬テストで慣れることが最も重要です。

今すぐ取り組むべきこととしては、まずは自分が受ける予定の適性検査の形式を確認し、市販の対策本やWeb模擬テストで時間を計って練習することです。

その次に苦手分野の基本問題を固め、性格検査は正直に回答しつつ、矛盾が出ないように一度確認するようにしましょう。

エントリーシート（ES）は通過しても適性検査で落ちてしまうというという状態が続いて焦りを感じているのですね。

結論として、適性検査で落ちることは非常によくあることです。特に人気企業では、ES通過者が多いため、適性検査（SPI、玉手箱など）が足切りの重要な判断材料として使われます。

企業はESの内容と並行して、能力検査で地頭の良さや基礎学力を、性格検査で自社が求める人物像との適合性を測っています。

これらの基準に満たない場合は、ESが良くても不合格となります。スコアは才能ではなく、対策の量と質に比例します。

問題集を周回！ 種類や時間に合わせて対策しよう

適性検査は対策すれば必ず点数が上がるものです。スコアは伸ばすことができます。今すぐ以下の対策を進めてください。

まず、問題集の徹底的な反復です。

SPIや玉手箱など、主要な形式の問題集を最低3周は完璧に解けるまで繰り返しましょう。解法パターンは決まっているので、繰り返し解くことで、形式に慣れていきましょう。これが最も効果的です。

次に、種類ごとの対策です。

SPI、玉手箱、TG-WEBなど、種類によって出題傾向や解き方が異なります。志望企業が採用している形式に合わせて、対策を特化させましょう。

最後に、時間配分のシミュレーションです。

適性検査は早く正確に解くゲームです。本番と同じ時間設定で模擬テストをおこない、時間内にすべての問題に目を通せるよう、時間配分のシミュレーションを徹底しましょう。

焦らず、まずは一冊の問題集を繰返し、完璧にすることに集中してください。スコアを伸ばし、次の選考に進めるよう応援しています。