Q
大学3年生
女性
教育実習で就活が失敗しそうで不安です。
現在教育実習の期間中で、就職活動がほとんどストップしています。実習は毎日忙しくエントリーシートの作成やWebテストの勉強、企業の情報収集などに手をつけられていません。
周りの友人は実習前に準備を済ませたりすでに内定をいくつか持っていたりして、自分だけ大きく出遅れたように感じ焦りが強いです。「教育実習のせいで就活に失敗するのでは」と考えると、不安で仕方ありません。
実習が終わってからでも、優良企業の選考には間に合うのでしょうか?
教育実習と就活を両立できなかった状況から今後巻き返すためにまず何をすべきか、気持ちを切り替える方法や具体的な行動計画についてキャリアコンサルタントの方からアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
目的を最優先しよう! 日程調整で両立を目指そう
まず、教育実習を受ける目的を明確にしてください。
教員になることが第一の目標であれば、就職活動を多少犠牲にしても教育実習を優先すべきです。
しかし就職活動が優先なのであれば、スケジュールの調整を考えるべきです。教員免許はあれば良いなという程度で、就職活動のほうが優先である場合は両立できるように工夫しましょう。
間に合うかどうかは目指す企業が選考の早い業界なのか、選考の遅い業界なのかによって異なります。
たとえば大学の職員採用は選考が秋以降になることが多く、遅いので間に合います。
早期採用が狙い目! インターンで選考を早めよう
教育実習が4年生の最初(5月以降)だとすれば、早期採用を行っている企業(3月ごろから動き出す企業)を狙うのはどうでしょうか。
早めにインターンシップに片っ端から参加し教育実習があることを伝えたうえで、早め早めの選考やそのほかの手段がないか事前に探っておくのが一つの手です。
3月や4月ごろには選考が進んでしまう企業もあるため、教育実習と就職活動を同時に進めることは十分に間に合う可能性があります。
まずはスケジュールの調整を工夫し、自分から積極的に行動を起こすことが大切です。
不安解消の鍵は実習! スキルを得られると考えよう
教育実習は授業準備などで忙しく、時間的に余裕がなくなるため不安に思われるのは当然です。
ですが、教育実習は授業設計やスケジュール管理、生徒への対応、トラブル対応といったビジネスの場でも評価される実践経験が得られる貴重な機会でもあります。
この実習を通じて感じたこと、得られたこと、学んだことは面接で強い説得力を持ってアピールできるエピソードになります。
経験を言語化! 実習後は感覚を取り戻す練習をしよう
実習期間中はこの経験が将来のプラスの武器にできると考え、目の前の経験に集中してください。実習が終わったらすぐにその経験を振り返り、言語化する作業を行いましょう。
そうすることで就活の遅れを取り戻す以上に、その経験を今後の武器につなげられるはずです。
また就活から離れたことによるブランクが不安であれば、実習が終わってからキャリアセンターなどで面接の練習を早めに取り戻しておくと安心です。
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