Q
大学3年生
女性
面接で顔の印象は合否に影響しますか?
就職活動中の大学3年生です。何度か面接を受けているのですが、結果が振るわず、自分の「顔の印象」が選考に影響しているのではないかと不安になっています。
ネットで「面接 印象」と調べると、表情や目線、話し方などが重要だと書かれていますが、正直生まれ持った顔の作りや整い具合も少なからず影響するのではないかと思ってしまいます。
特に、第一印象で損をしていると感じるのですが、面接官は応募者の顔をどこまで重視しているのでしょうか?
また、生まれ持った顔の作りは変えられないにしても、面接で好印象を残すために、表情以外で顔周りで改善できる具体的なポイントがあれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接の合否は顔立ちではなく伝わる印象に影響される
企業の採用現場を見てきた立場から断言できるのは、顔立ちそのものが合否を左右することはほとんどないということです。なぜなら、選考基準の中心は再現性のある行動、価値観、職務適性であり、顔の造形は評価項目に入らないからです。
ただし、顔の印象が会話の入りやすさに影響することはあります。ここで重要なのは、生まれ持った造形ではなく、清潔感・整え方・雰囲気の出し方です。
眉毛・前髪・肌への工夫で印象はガラッと変わる
たとえば、眉を少し整えるだけで目の印象がはっきりし、視線が合わせやすくなります。前髪が目にかかっている人は、ほんの数ミリ上げるだけで表情が見えやすくなり、相手に安心感を残せるはずです。
スキンケアでテカリや乾燥を抑えるだけでも丁寧な人という印象につながります。
就活市場では、見た目の良さよりもコミュニケーションのしやすさや誠実さを重視する企業が増えてきました。
だからこそ、整った顔立ちである必要はありません。あなたの印象は、工夫次第で大きくプラスにできますし、それは誰にでも身につけられる力です。
不安な気持ちのなかでも、改善しようと考えているその姿勢こそ、面接でも必ず評価されますよ。安心して、一つずつ整えていきましょう。
第一印象は面接官からの評価を左右する
残念ながら、間違いなく影響します。
最近はルッキズムだとして批判されていますが、第一印象で目の前の人に対する評価が変わってしまうのは生物としての本能であり、お互い様です。ある意味で割り切って、対策を練る必要があります。
誤解は禁物! 造形の良さではなく印象のポジティブさが大切
誤解してほしくないのが、内定を得るためにはいわゆる美人、イケメンである必要はまったくないということです。
もちろん顔の造形という意味合いでの評価も現場では起きてしまいます。しかしそれよりは、肌全体が健康的であること、目線などからにじみ出る自分への自信があることなどが面接ではより重要だというのが私の見解です。
健康的な肌と自分への自信が内定獲得の鍵
前者(肌)について、肌が大変荒れていたり、ニキビがたくさん出ていたり、目の下にクマが浮かんでいたりするのは、非常にマイナス評価となります。
これは健康状態に関する見た目のことであり、顔の造形の美しさとはまったく別のものです。普段からの体調管理と、スキンケアを心掛けることで改善が望めます。
後者(自信)については、どちらかというと自分の心理状態、内面の問題です。自分がこれまでおこなってきたことに自信を持ち、これからおこないたいことに意欲を持つような心理状態であれば、おのずと望ましい表情になっていきますよ。
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