Q

大学3年生
女性

適性検査はいつ受けるべきですか?

就職活動で適性検査を受ける機会が増えてきました。企業によって「エントリーシート(ES)提出と同時」「一次面接の前」「最終面接後」など受けるタイミングがバラバラで、いつから本格的に対策を始めればいいのかわかりません。

もし、第一志望の企業の適性検査をいきなり受けて失敗してしまったらどうしよう、という不安があります。

企業側に良い印象を残すためには、選考のどの段階で適性検査を完了させておくのが良いでしょうか? また、事前に受ける「テストセンター」のようなものがある場合、いつ頃に本命ではない企業で練習として受けておくべきかも教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

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国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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本命の前に一度経験しておくのが最も失敗しにくい

就活市場の流れを見ると、本命の前に適性検査に軽く慣れておくことが一番失敗しにくい対策です。

まず、企業が適性検査をおこなう目的は、合否を決めるためというより、ほかの情報との総合判断をするためということを知っておきましょう。

タイミングも企業ごとに異なりますが、早い段階で適性検査を課す企業が増えているのは事実です。だからこそ、本命企業の前に一度は実戦形式を経験しておくと安心できます。

就活段階に応じた対策をおこなおう

おすすめなのはそれぞれの時期に合わせて以下の流れで進めることです。

① 3年生の後半〜就活解禁前に、市販問題集で基礎を確認

② ES提出段階〜3月上旬に、本命ではない企業のWebテストで慣れを作る

③ 3月中旬〜本命選考前に、テストセンター形式を1〜2回受験して実戦感覚をつかむ

このステップを踏むと、本命企業のテストで焦る可能性がぐっと下がります。

企業間で結果の共有はないから安心して! 練習での完璧主義は不要

また、練習で受けた結果は企業間で共有されないため、安心して取り組みましょう。

大事なのは本番に向けて場数を踏んでおくことです。完璧を目指す必要はありません。

適性検査は一度慣れれば必ず安定します。不安なのは自然なので、早めに小さく一歩を踏み出すことで、本命企業でも落ち着いて力を出しましょう。

ファイナンシャルプランナー/行政書士

桜井 鉄郎

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企業の指定タイミングで受ける! 本番前に形式に慣れよう

適性検査は企業から指定されたタイミングで受けるのが基本ですが、印象を良くするためには早めに対応する姿勢が求められます。

テストセンター形式の場合は、本命企業の選考が始まる前に、練習として他社で一度受けて慣れておくのが効果的です。

企業に良い印象を残す受験タイミングを知っておこう

適性検査を受けるタイミングの考え方は以下の通りです。

・企業指定が最優先
ES提出と同時、一次面接前、最終面接後など企業ごとに異なります。必ず指示通りに受験することが前提です。

・早めの受験が好印象
締切ギリギリよりも余裕を持って受験すると「計画性がある」「誠実に対応している」と評価されやすい傾向にあります。

・選考序盤での影響が大きい
多くの企業は適性検査を足切りや面接前の参考資料として使うため、一次面接前に受けるケースでは特に結果が重要です。

テストセンター受験は大学3年生後半に済ませると後の選考に効果的

テストセンターとは、 SPIなどの適性検査を指定会場やオンラインで受ける仕組みです。

本命企業の選考が始まる前に、志望度が低めの企業で一度受けておくと操作や雰囲気に慣れ、本番で落ち着いて臨めます。

時期は、大学3年の冬〜春(12月〜3月頃)がおすすめです。この頃に練習受験を済ませておくと、春以降の本命企業の選考にスムーズに対応できますよ。

本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください

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