Q
大学3年生
男性
就活の自己PRで企業が求める「強み」について教えてください。
ES(エントリーシート)や面接でアピールする自己PRの「強み」について相談させてください。
協調性や粘り強さなど、思い浮かぶ強みはあるのですが、どれも抽象的でほかの学生と差別化できないのではないかと不安です。自分の強みを最大限アピールするための伝え方を教えてください。
また、企業や職種によって、評価される強みの方向性が変わるのかも気になります。企業が自己PRで確認している評価基準についても教えていただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業や職種に求められる能力から逆算しよう!
自己PRを考えると、「協調性」や「粘り強さ」といった言葉しか思い浮かばず、ありきたりではないかと不安になりますよね。 しかし、これらの強み自体は、どの企業も求めている素晴らしい資質です。
そのため、抽象的な言葉で終わらせず、エピソードとセットで答えることを心掛けましょう。
企業が自己PRで知りたいのは、その強みが本当に行動に出ているか、会社に入っても同じように発揮してくれそうかの2点のため、それに答えるような回答の構成を用意すると効果的です。
具体的なエピソードを伝えることで再現性がアピールできる
「協調性がある」などの言葉自体はほかの学生と被ってもかまいません。どんな場面でどんな行動をしたのか、具体的なエピソードとセットで伝えることで差別化できます。
たとえば「私の強みは粘り強さです」で終わるのではなく、以下のように述べてみましょう。
「私の強みは粘り強さです。 大学時代のアルバイトでは、当初〇〇という課題がありましたが、私は半年間、毎日△△という工夫を続けました。
その結果、売上を〇%アップさせることができ、店長からも評価されました」といった具合です。 数字や具体的な行動を入れることで、あなただけのオリジナルの強みとして伝わります。
複数の強みを考えておき、企業や職種によって自己PRを変えよう
どの強みにするか迷うときは、志望職種の仕事内容を調べ、「その仕事で役に立ちそうな自分のエピソードはどれか」という逆算で選ぶようにしましょう。
なぜなら、企業や職種によって評価されやすい強みの方向性は少し異なり、企業は「うちの会社でどう活かしてくれそうか(再現性)」を見ているからです。
たとえば営業なら「人と関係をつくる力」「行動量」、事務なら「正確さ」「段取り力」、企画なら「情報を集めて考える力」などの強みが重宝されます。
必ずしもすべての企業に対してゼロから内容を考える必要はありません。しかし、「粘り強さ」や「主体性」など、求められる人物像に合わせていくつかのアピールパターンを用意しておくと多くの企業に対応できます。
自身が持つ多面的な強みのなかから、志望企業のニーズに合致するものを優先的に選択して伝えましょう。
また、「〇〇な協調性」といったキャッチコピー的な表現については、抽象的だからといってマイナス評価になることはありません。
自己PRでの鍵は、強みそのものではなく、それを裏付ける具体的なエピソードにあるのです。
経験を分析し行動ベースで強みの再現性を伝えよう
自己PRの強み作りは、多くの学生が悩むポイントです。協調性や粘り強さなどは被りやすくはあるものの、伝え方次第で印象は変わってきます。
企業が自己PRで見ているのは、単にその人の性格ではなく、「再現性」「行動」「成果」の3つです。
再現性については、その強みが職場でも発揮されるのかを見ます。行動については、どんな場面で実際にどう行動したのかという行動ベースでチェックされるのです。成果においては、強みを活かしてどんな効果があったのかを確かめます。
経験から仕事に活きる強みを見つけ出し解像度を上げよう
なので、「私は協調性があります」だけでは当たり前ですが不十分です。協調性が発揮された行動が差別化ポイントで、印象にも残ります。
強みは、「まず経験を一つ選ぶ」「そのなかでの行動パターンを抜き出す」「その行動が仕事でも使える形に翻訳されるようにまとめる」という順で探します。
たとえば、粘り強さでも、課題が停滞した際にどう整理して、誰と連携して、どう改善しようとしたかという行動を丁寧に語るだけでも、強みの印象はぐっと深まり、解像度が上がってくるはずです。
職種ごとに強みの方向性はあるものの、経験から仕事に直結する行動を見つけることが先決です。強みを探す作業は自分の可能性を見つける時間でもありますので、時間を惜しまずに取り組みましょう。
自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。
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