Q
大学4年生
女性
自己PRは指定文字数の何割書けば良いですか?
エントリーシート(ES)の自己PRを作成しているのですが、「400字以内」などの指定がある場合、指定文字数の何割くらいを埋めるのが適切なのでしょうか?
指定の6割や7割くらいの文字数だと、余白が目立ってしまって「この会社への熱意が薄いのかな?」とか「アピールすることが少ないのかな?」とマイナスな印象を与えてしまわないか心配です。
一方で、上限ギリギリの9割5分以上とか、びっしり書いてしまうのも、読む側にとっては大変かなとか、自己満足に見えてしまわないかなと不安に感じています。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
9割以上埋めて一文を短くし読みやすく仕上げよう
文字数は9割以上は欲しいところです。字数が少なく、空白が目立つと意欲が低い印象を受けます。自己PRの分量が少ないと、自分を売り込む意志がないと感じ、逆に枠をはみ出るほどの分量になると自己主張が強すぎる印象です。
また、採用側の立場からすると結論から端的に書くということは意識してほしいと思います。字数が多くてまとまりがないと「結局何が言いたいのだろう?」と思ってしまうため、どれだけ書いたとしても内容が伝わらず本末転倒です。
読みやすいように程よく改行を入れることも大切ですね。字数が多くなればなるほど、一文を短くし、読みやすくすることを意識してみてください。読む側に立って、見やすくかつ文意がしっかりと伝わる文章に仕上げることが大切です。
「読む人へ配慮が出来ている=社内外の人に配慮した仕事ができる」という印象につながり、実際それができている人は面接での会話も同様に端的に話すことができています。
意図があって文字数を指定しているため同文字数程度は埋めよう
一方で、企業によって字数の差はあります。一般的には300や400字ですが、それぞれの企業によって求めるものが違い、意図があって字数を指定しています。意欲や熱意、文章力を判断するために設定しているケースが多いので、指定通りに記述欄を埋めることをおすすめします。
ただし、どれだけ文字数が指定数に達していても、中身がない内容であれば意味がありません。前述したように、何が言いたいのか伝わる文章を作成してみてください。熱い思いがあったとしても上手く伝わらないとするともったいないので、相手に伝わりやすい文章かどうかを確認してから提出するようにしてみてくださいね。
最低でも8割は埋めて余白が残らないように記入しよう
私は最低でも「8割埋めるように」と伝えています。また、手書きの場合は、「余白が残らないように書きなさい」と指導しています。余白が多いと、「やる気がない」という印象を与えてしまうからです。
そのため学生たちには、事前に下書きをしてもらうように伝えています。罫線のない用紙に7ミリ間隔で薄く線を引いてもらい、その正方形のなかに文字を書く練習をして文字の大きさの感覚を身に付けるようにアドバイスをしていますね。
手書きは文字バランスも見ながら内容の確認をしよう
手書きの場合、文字のバランスも重要で、漢字はやや大きく、ひらがなはやや小さく書くように意識してもらっています。また、記入欄の枠線に近い箇所では、枠に文字が重ならないように少しだけ余白を残して書くようにとも伝えていますね。
このような練習を何度かしてもらったうえで、長方形の枠がさらに大きくなるバージョン、逆に、小さくなるバージョンで練習を繰り返しましょう。
100字以内・200字以内・300字以内・400字以内など、さまざまな文字数を想定しながら「何を削り、何を加えるか」を考えると、どんな文字数でも綺麗に自己PRを書くことができますよ。
こちらの記事では、企業が文字数を指定する自己PRの意図や、それぞれの例文を紹介しています。企業の指定文字数に合わせた自己PRが作成できるようにチェックしてみてくださいね。
自己PRの作成がなかなか進めない人は、こちらの記事も参考にしてみてください。自己PRを簡単に書ける方法を解説しています。
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