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ウエディングプランナーのやりがいは何ですか?
昔からウエディングプランナーという職業にとても興味を持っており、就活生になった今、ウエディング業界を志望しています。
とても華やかで素敵な仕事というイメージがあり、大きなやりがいを感じられるのではないかと思っているのですが、実際はどんなやりがいがあるのでしょうか?
ウエディングプランナーの仕事の魅力ややりがい、また大変な面も含めて、詳しく教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「人生最高の瞬間に立ち会う」やりがいを知ろう!
私の知る限りでは、 ブライダル業界やウェディングプランナーのやりがいとして多くの先輩が挙げるのは何といっても「顧客の一生に一度の大切なイベントにかかわれる」という点です。
大切なイベントだからこそ、顧客も「思い出に残る、幸せなものにしたい」「一生の思い出に残るものにしたい」という思いやこだわりをもっています。
そういった人たちの思いに長期間にわたって寄り添い、実現に向けてプロデュースしていく、そしてすべてをやりきったときには心から喜んでもらえる、そんな所がこの仕事の魅力であり、やりがいであると言えるでしょう。
華やかさの裏側にある厳しさも知ることも重要
一方で、当然ながら大変な部分もあります。
ウェディングプランナーも業界としてはサービス業です。
そのため、一般的なサービス業でも言われる「土日出勤は当たり前。企業や時期によっては長時間勤務が発生するケースもある」というサービス業の苦労は、この仕事でも存在すると私は認識しています。
実際、私のこれまでの指導経験のなかでも、ブライダル業界に憧れて入社したものの、「自身のワークライフバランスがとれない」「顧客からクレームをもらうこともありつらくなった」など、さまざまな理由で退職する人や現場から離れて事務などの別の部署に異動する人の割合も高いのが現状です。
ですから、私がみなさんにお伝えしたいのは、「顧客の一生に一度の大切なイベントにかかわれる」という点は大きな魅力ですが、だからこその苦労もあるということをしっかり理解したうえで、自身の志望度を吟味していただきたいと思います。
「ありがとう」が原動力となる感動を届ける仕事
ウエディングプランナーのやりがいについて、私の視点からお答えします。やはり私が考える最大の魅力は、人生で最高の瞬間に立ち会える特別感です。
新郎新婦の相談から見積もり、進行管理、当日のサポートまで一貫してかかわれるため、達成感もひとしおでしょう。
カップルの「ありがとう」や涙、笑顔を見られるのは、この仕事ならではの喜びだと私も感じています。
業界の変化も確認しながら将来を見すえた選択をしよう
一方で、大変な面ももちろんあります。たとえば、土日祝の勤務が基本で、家族や友人と休みが合わないことが大変だと聞くことも多いです。また私の経験上、結婚式当日のトラブルは当たり前のように起こります。
つまり、急病や機材トラブル、天候変化などを瞬時に判断し冷静に対応する力が求められるのです。そのうえで礼儀やマナーも厳しく問われる世界なので、きついと感じる人もいるかもしれません。
さらに、私が注視している業界の動向として、少子高齢化の影響で結婚式を挙げるカップル自体が減少傾向にあるという点が挙げられます。
こうした将来性を冷静に見る目も必要です。最近ではウエディング単体ではなく、葬祭事業(法要、終活)も手掛ける会社が増加しています。
そのため、みなさんに留意しておいて欲しい点として、場合によっては「葬祭部門」に配属される可能性があるということが挙げられるのです。必ず希望が通るわけではないため、その点を認識したうえで選考に臨みましょう。
とはいえ、素敵な仕事だということには変わりありません。厳しさも含めて覚悟を決めたうえで、ぜひ挑戦してほしいと私は考えています。
ブライダル業界の仕事の種類や魅力、大変さについては、以下の記事で徹底的に解説しています。ブライダル業界を志望する人は参考にして、業界への理解をより深めてくださいね。
ブライダル業界の志望動機の書き方に悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてみてください。熱意が伝わる書き方や例文を紹介しています。
ウエディングプランナーのやりがいや仕事内容は、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。ブライダル業界に興味のある人はチェックしてみてください。
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