Q
資本金が少ない企業に就職するのは危ないでしょうか?
現在、就活中の大学3年生です。私は若くして仕事に裁量をもって働きたいため、ベンチャー企業を中心に就職先を探しています。
気になった企業のホームページ(HP)を見ていると、会社概要に「資本金」の情報が掲載されていました。そもそも資本金の意味がわからないのですが、調べてみると会社の規模や社会的信用に値するのかなと思っています。
そこで質問なのですが、就職先を決めるうえで資本金は考慮すべきでしょうか? 特に私が第一希望で考えているベンチャー企業は創業5年目、資本金は200万円で他社と比べると低いです。
ベンチャー企業で働くのであれば規模が小さいのは理解しています。ただ、自分の選ぶ就職先の経営が不安定なのではと心配です。やはり資本金も考慮したうえで企業を選ぶべきなのでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分の中の優先度を考えてみよう
就職先を決めるのに、資本金が気になっているとのことですね。
質問の内容にある通り、会社の規模や社会的信用が資本金の金額によって決まっております。資本金は企業の存続については非常に重要なポイントでもあります。
現在の就職活動の中で、期待と不安が入り混じった状況であると推測します。
このような場合は、就職活動を進めていく中でも、あなたの中にある優先順位を決めることが必要に思います。特にこのような質問の場合は、マトリクス表を作ってみることをおすすめします。
企業を並べてみて、
①裁量をもって働きたいという意思
②会社の経営状況の不安
③ベンチャー企業を選択したいという意思
この3つの中で何を大事にされたいかを書き出し考えてみてください。
おのずと自分の選択肢が見えてくることがあります。
また、アドバイスとして、条件を満たした企業を選びたい場合はユニコーン企業も就職活動の選択肢の中に加えておくことも良いかと思います。ユニコーン企業はスタートアップ企業でもあり、裁量権を広範囲に与えた働き方を求めている会社もあります。
ご自身の就職活動です。後悔のない活動をしてください。
経営計画を理解して、今後を見据えた選択をしよう
資本金とは、過去に出資を受けた額の合計のことです。
資本金には2種類あって、「経営者が出資したもの」と「投資家から出資されたもの」があります。
起業した当初は魅力的な事業内容でないと創業時から出資を受けることが難しく、多くの場合は創業者が自己資金を投じて運営していきます。そして、利益が出てきたり株式の発行などで投資家からの資金調達ができてくると増資します。
AmazonやUberなどは世の中になかったビジネスモデルだったので、創業当時は出資を受けるのが難しく、資本金を活用して成長してきました。
創業5年目、資本金200万円ということは発展途上の企業なので、会社の成長とともに仕事の楽しさを知っていく機会がありますし、今後上場すれば、株主からの資金調達によって資本金は増える可能性があるので経営が不安定とは言い切れません。
資本金よりもこの企業の経営計画を理解して、選択するかどうかを決めると良いでしょう。
ベンチャー企業が成長して、規模が大きくなるとメガベンチャーと呼ばれることもあります。こちらの記事では、人気のメガベンチャー20社を紹介していますよ。
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