Q
「会社をどうしていきたいか」の回答に困っています。
大学3年生 現役就活生です。
就活を始めて数カ月が経ち、一次面接には通過するようになってきましたが、今後控えている面接の頻出質問に耐えられるかが現状心配です。
特に、先日友人に二次面接や最終面接では「会社をどうしていきたいか」という質問もされると言われました。正直、社会に出たこともない身、会社をどうしたいというのが想像がつきません。
「大きくしていきたい」とかそういうことを求められているのでしょうか。若手社員でそう答えるのも不自然だしよくわかりません。
想像したことのない範囲なので、もし可能であれば模範解答なども見てみたいです。
どのように考えて、会社をどうしたいかという結論に至るべきか、考え方と答える際の注意点を教えていただけますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
会社のことを深く調べて自分が貢献できることを伝えよう
社会に出たこともないのに会社をどうしたら良いか答えられないという思いがあるのは理解できます。会社もそのことはわかっています。
「会社をどうしていきたいか」という質問を通して自己アピールをしてくださいということです。「あなたの強みを教えてください」という質問に正解がないのと同様です。
とはいえ、どのように答えればいいのか見当もつかないという場合は、自分の中に答えるための材料がないことが原因です。会社のことをさらに深く調べてみてください。
ホームページ(HP)を隅から隅まで読み直し、四季報や経済誌などでも情報取集してみると「ん? これはどういうことだろう」と引っ掛かることがあります。そこに対して「これはこうかな」と予想を立ててみるのも一つの手です。
会社全体と考えると難しいですが「自分の立場ではこういうことをしたい」「こういうことをして会社に貢献したい」ということを伝えることもありですよ。
企業で活躍できる人材であることをアピールするために、他の学生と差別化を図った自己PRをしましょう。こちらの記事では、自己PRに独自性を持たせるエピソードの見つけ方や構成を解説しています。
ベストアンサー
どれだけ企業研究ができているかを確認されている
「会社をどうしていきたいか」という質問は、企業研究がどこまでできているのかを確認することができる質問です。
その会社の将来についても視野を広げ、今おこなっていることだけでなく、その先の展開まで考えられているかということが確認できます。
一般的な回答とはなりますが、3年後には一通りの仕事が自分でできるようになり、5年後には後輩の指導ができるようになりたい。10年後にはチームをまとめるリーダーとして仕事をしていきたいというような流れです。
漠然とした回答ではなく、その会社のキャリアパスも調べて、将来の自分の姿をある程度予想した答えを求められているので現実味のある内容にしたいところです。
最終面接では、経営理念に共感できているかという点についてもこの質問を通して確認されますので、できる範囲で良いので企業研究をしっかりとして備えてください。
企業理念への共感を伝える志望動機にするには、こちらの記事を参考にしてみましょう。業界別の例文も紹介しています。
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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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