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正社員の面接がゆるいことってあるのでしょうか?

先月正社員の面接を受けたのですが、面接官がとても穏やかで、会話も世間話のような軽い会話で面接が終了しました。こんな感じで正社員の面接でゆるい雰囲気のことってあるのでしょうか?

これまで何度か面接を受けてきましたが、このような雰囲気の面接ははじめてです。これまでと違いすぎて、正直手応えがあったのかどうかとても不安を感じています。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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ゆるい雰囲気の面接には理由がある場合が多い

「面接が雑談みたいですごくゆるかったんだけど、これって評価されてるの?」という質問、たまに受けますね。私の肌感覚ですが、就職活動をしている学生の3割くらいは、そういう「雑談のようなゆるい面接」を経験したことがあるのではないでしょうか。

特に、選考の初期段階で現場の社員の人と話すような場面では、比較的よくあるケースだと私は見ています。これにはいくつか理由が考えられます。

まずは、面接官が意図的にフランクな雰囲気を作って、学生の緊張を和らげ、リラックスした状態で本音を引き出そうとしている場合です。また、人事担当者ではない現場の社員などが面接官をしていて、面接にあまり慣れていない可能性も考えられますね。

相手の意図を探りつつ熱意を伝えきろう

もし、そういう「ゆるい面接」にあたったとしても、決して気を抜かないでくださいね。私の経験上からアドバイスすると、雑談のような流れのなかでも「この機会に自分の強みをアピールしよう」「入社への熱意を伝えよう」という意識を持って、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。雑談のなかにも、評価のポイントは隠されていますからね。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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ゆるい面接だからこそ本音や人柄を見られている

企業によって面接スタイルには大きな差があり、人事担当者や部署ごとの文化、さらには選考フェーズによっては、本当にゆるい会話形式の面接がおこなわれるケースもあると、私はこれまでの学生指導をした経験から感じています。

地域差や業界によってばらつきはありますが、私の支援経験上、初回面接や最終面接でもカジュアルな雑談ベースのやり取りを経験する学生が2割程度はいました。そのような学生には、「緊張感の低い雰囲気だからこそ、本音や人柄が見えやすい場面である」という解釈を事前に伝え、自分らしさを失わずに会話を楽しむようアドバイスしています。

まずは、ゆるい面接だからといって気を抜かず、いつもどおり礼儀正しい姿勢を保つことが大切です。挨拶やお辞儀は普段以上に意識し、言葉遣いも崩さずに話すことが重要となります。

雑談に流されないように伝えるべき軸を事前にしっかりと用意しておこう

次に、私のこれまでの経験から分析すると、会話のリズムを相手に合わせつつ、自分の強みや志望動機にからめたエピソードを1分程度でスムーズに語る練習をしておくと効果的だと思います。

雑談に流されて要点を外さないために、事前に「自己紹介」「志望理由」「強み」の3つの柱を簡潔にまとめ、話題が切り替わったタイミングで意識的に戻すトレーニングをおこなうと、安心して面接に臨めるでしょう。

また、面接後には「本日は貴重なお時間をありがとうございました。本日のご指摘を踏まえさらなる成長を目指します」といった感謝と前向きな抱負をメールでフォローすることで、より強くよい印象を残せると、私は多くの事例から確信しています。

カジュアルな雰囲気の面接でも、細かな振る舞いや言葉遣い、そして最後のフォローが評価に影響する可能性があるという点も、私から皆さんに覚えておいてほしいポイントです。

ゆるい面接で手応えがあったのかなかったのかわからないような場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。面接の手応えを測る判断基準を解説しています。

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