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面接時間の平均ってどれくらいですか?
とある企業の一次面接を受ける予定の大学4年生です。面接の時間って平均して何時間ぐらいですか? 次の予定も入れたいので、相場どれくらいなのか知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業や面接の段階によって変わってくるが平均は30分程度
面接の平均時間ですが、結論は30分程度が一番多い印象です。これまで1000名以上の就活生のコーチングやキャリアコンサルティングをしてきましたが、基本的には30分程度だったと振り返る学生が多いです。
もちろん、企業や面接の段階によっても時間は変わってきます。15分~20分程度の短い面接もあれば、面接のみでまるまる1時間、WEBテストやケース面接と個人面接込みで1時間半~2時間程度拘束される企業もあります。
なぜ30分程度が想定されているのかといいますと、模擬面接をやってみるとわかるのですが、「自己PR・ガクチカ・志望動機」という基礎的な質問とその深堀り、そして逆質問の時間を考慮すると、大体30分程度になります。
これが、15分~20分であれば、深堀りがされなかったり志望動機が聞かれなかったりしますし、1時間程度であればもっといろんな質問が想定されます。面接の所要時間は、事前に告知されていることが多いため、面接時間を考慮して対策することが大切です。
面接時間が伸びても途中退室はしない方がいい
また、面接が伸びてしまうことは、可能性としてはゼロではありませんが、実際にはこれまでの学生の話からあまり聞いたことがありません。面接官も他の業務や面接が立て込んでいるため、時間内に終わることがほとんどです。
そのため、逆質問やダラダラ話してしまって、予定時間を超えてしまうことは印象として非常に悪いため、時間管理していくことも大事な要素となります。
また、伸びてしまった場合、途中退室してもいいかどうかですが、なるべくしないほうが良いです。途中退室をして印象がよくなることはありません。もちろんどうしてもであれば仕方がないですが、余裕をもったスケジューリングができない、志望度が低いとみなされてしまいます。
面接時間の管理や前後のスケジューリングも、就活生の大事な仕事です。余裕をもって予定を立てましょう。
企業により面接時間は異なるが1時間見ておくのがベスト
面接時間は合否に直結はしないと言えますが、平均的に1時間は見ておくと良いと思います。実際には短くなったり、逆に長くなったりすることはあります。
企業によって設定時間に違いはあり、一次、二次の違いでも時間は変わることもあります。一次面接を重視する企業もあれば二次を優先する企業もあります。
1時間を超える理由はさまざまだが途中退席は避けるべき
一般的に1時間を超えるときの理由は
1.興味深いエピソードがあり、「もっと聞いてみたい」と思われている
2.応募者の良いところを探したいため、話を深掘りしている
このいずれかだと考えられます。
相反する内容ですが、私自身面接官として、良いエピソーを聞いて、適した配属先をイメージしたり、その応募者の入社後の姿を想像して長くなることがあります。逆に良いところが見当たらないのですが、惹かれるものがあり、簡単に不採用に出来ない、迷いがあるときも長くなります。
一方で、想定より短い場合もありますが、決して悲観することはありません。要点がわかりやすく、自社にぜひ来てほしいとき、内心では採用を決めているため、それ以上話を聴く必要がないと判断される場合もあります。
そして、学生は1日に何社も訪問し大変だと思いますが、途中退席は良くありません。そちらの企業を優先するという印象を残してしまいます。
面接時間を1時間とすると伸びた際のことを考慮し1時間半見ておく、交通事情も考慮し最寄り駅には30分前に到着するとして、どれくらいなのかなどすべてに余裕を持つことをお勧めします。いつトラブルが起こるか分からないため、事前に万が一のリスクを考えて準備しておきましょう。
以下の記事でも選考別の面接時間を詳しく解説しています。併せて面接にかかる時間別に効果的な対策についても解説しているので、面接を控えている人はチェックしてみてください。
一般的に就活の面接は30分程度が平均ですが、その30分でいかに自分の魅力を伝えるかが重要です。限られた時間で自分の強みやアピールを伝えるために、こちらの記事を参考にしてコツを押さえておきましょう。
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