Q
大学4年生
男性
履歴書に何を書いたか忘れてしまいました……。
これから面接を控えているのですが、書いた履歴書の内容をすっかり忘れてしまいました。
企業への応募が増えてきて、一応会社ごとに内容を変えているのですが、今回面接を受ける会社の履歴書に書いた内容が思い出せません。
内容を忘れてしまった場合もなんとかなりますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接で話が違っても大丈夫! 正直さが重要
履歴書を提出してから面接までに時間が経つと、考えが変わったり、詳細を忘れてしまったりすることもあるでしょう。
私が見てきたケースから考えると、面接で話した内容が、履歴書に書いた内容と完全に一致しなくても、それ自体が大きな問題になることは少ないでしょう。
もしそれが原因で不採用になったとしても、それはその企業が非常に厳格であるか、あるいは自分とは縁がなかったと考えることもできます。
提出前のコピーと確認を習慣にしよう
ただし、「忘れてしまった」というのは、少し注意が必要かもしれません。
今後のためのアドバイスとしては、提出前に履歴書のコピーを取っておく、あるいはデータで保存しておくなどして、面接前に内容を確認する習慣を付けることをおすすめします。
これは基本的なことですが、きちんと準備をしておくことが、自信を持って面接に臨むためにも大切です。嘘をついていない限り、その都度真剣に考えて書いたり話したりしているはずなので、根本的な部分で大きな矛盾が生じることは少ないはずです。
同じような質問をされれば、自然と同じような方向性の回答になることが多いのではないでしょうか。
履歴書内容は再確認必須! でも完璧じゃなくてOK
面接の直前になって、「あれ、履歴書に何を書いたっけ……? 」と焦ってしまうこと、ありますよね。
私の経験からお伝えできる基本的な対策としては、面接前には必ず、提出した履歴書のコピーや、書いた内容をメモしたものを見返しておくことです。
特に、履歴書を郵送や手渡しで提出する場合は、提出する前にスマートフォンなどで写真を撮っておくと、後からでも内容を確認できて便利ですよ。これはぜひ、私がおすすめしたい方法です。
ただ、万が一、どうしても細かい部分を思い出せなかったとしても、過度に心配する必要はありません。面接官は、あなたが履歴書に書いた一言一句を完璧に覚えていることを期待しているわけではありませんから。面接で話す内容が、履歴書に書いた内容と著しく食い違っていたり、矛盾していたりしなければ、大きな問題にはなりにくいです。
もし面接中に、「これ、履歴書にも書いたかもしれないな」と不安になった場合は、「もしかしたら履歴書にも記載させていただいたかもしれませんが」といったように、一言クッション言葉を置いてから話しはじめると、重複があっても不自然に聞こえにくくなる、というちょっとしたテクニックもあります。
矛盾したら正直に! 誠実な対応を心掛けよう
もし面接での発言と履歴書の記載内容に矛盾が生じてしまったら、正直に「すみません、記憶違いでした」と認め、誠実に訂正したり、あらためて説明したりすることが重要です。
そこで慌ててごまかそうとしてしまうと、かえって印象が悪くなってしまう可能性が高いので、正直さが重要ですよ。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
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実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。