Q
信用組合で就職するメリットとデメリットについて教えてください。
地方在住の大学4年生です。地元の信用組合から内定をもらうことができました。
もともとお金にかかわる仕事がしたかったことに加えて、地元の発展に貢献したいという思いがあったので、就活時は地銀や地元の信用組合を中心に見ていました。しかし、現在信用組合に就職すべきかどうか迷っています。
というのも、信用組合についてネットで調べれば調べるほど「やめとけ」「ノルマがきつい」「給料が上がらない」「離職率が高い」などといったネガティブな意見を目にするようになったからです。
心配性な性格なので、希望の内定をもらうことができたのにもかかわらず、ずっとモヤモヤとした不安を抱えています。
このモヤモヤとした不安を解消したく、信用組合に就職するメリットやデメリットについて、率直なご意見をお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就職に求めているのは何かを考えてみよう
まずは希望の企業から内定をもらえたことが喜ばしいことですね。
そのうえで信用金庫に就職するメリット、デメリットを教えて欲しいとのことですが、これは質問者さんが何を大切にしているかによって変わるものなので一概には言えません。収入の大きさを大切に考えている人もいれば、給料は低くてもやりたいことをやれれば良いという人もいます。
また、とにかく自由度が高い仕事が良いという人もいますし、プライベートと仕事をきっちりと分けてストレスのない生活をしたいという人もいます。
信用金庫に対して一般的にネットで言われている内容も、きっと一理あるとも思いますが、大切なのは、質問者さんが就職に何を求めているかです。それを改めて洗い出し、合致していれば安心して就職すれば良いと思います。
大切なのは自分とマッチすることです。他の人が嫌だと思った企業でも自分にはピッタリということもよくあるものです。
地元の発展に貢献したい気持ちはあるか考えよう
信用組合の「ノルマがきつい」「給料が上がらない」「離職率が高い」などといったネガティブな意見を目にして心配されているようですが、ネットだけの情報ではなくOBやOG、知人などがいれば話を聞いてみるのも良いでしょう。
確かに地銀と比較をすれば規模が小さいため、年収が低くなるかもしれませんが、昇格することで給与アップも可能です。
離職率も同様に、信用組合だから高いというわけではありません。少ない人数で多くの仕事をこなさなければいけないケースもあり、ハードワークになることもあるでしょうが、仕事を多く覚えられるというメリットもあります。ノルマについては、信用組合に限ったものではありません。
大切なことは、お金にかかわる仕事がしたかったことに加えて、地元の発展に貢献したいという気持ちです。この気持ちが薄れているならば、信用組合に入っても仕事の価値観を見出せない可能性があります。
一方、この気持ちがあるならば、金融知識を身に付けて、地域社会の中小企業や住民を支えていく、信用組合の仕事で頑張ってみてはいかがでしょうか。
内定を承諾するか迷っている人に向けた考え方や解決策は、こちらの記事で解説しています。なかなか決断できずに悩んでいる人はチェックしてみてくださいね。
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