エントリーシート(ES)で「学生時代に苦労したこと」をと言われたら、何を書けば良いですか?
自分では大きなトラブルや劇的な挫折を経験した覚えがなく、人様に語れるような「苦労」が思い浮かびません。
やはり部活動で全国大会に行けなかった話や、大きなプロジェクトの失敗談などのインパクトがある話でないと評価されないのでしょうか?
些細な悩みや日常的な苦労しか思い浮かばず、ほかの学生と比べて見劣りしてしまうのではないかと心配です。
企業がこの質問を通じて受験者の何を知りたいと考えているのか、その意図を教えてもらえますか? また特別なエピソードがなくても、評価につながる「苦労したこと」の具体的な見つけ方や、書き方のポイントについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています。就活Q&A編集方針はこちら
困難を乗り越えるプロセスが伝えられるエピソードを選ぼう
企業は苦労した内容の大きさを知りたいわけではありません。
社会に出てからは、今まで経験したことのない苦労や困難がたくさんあります。これまでの苦労したことに対して、どのように取り組んでどう乗り越えたかを知ることで、就職後に困難を乗り越える力があるかどうかがわかります。
些細な悩みや日常的な苦労が思い浮かぶということなので、その苦労に対して取り組んでいることを言語化しましょう。
すでに乗り越えてたものも苦労した経験のひとつ
もしかすると、すでに乗り越えてしまって今は苦労と感じないというものもあるかもしれません。
そういう場合には、時間軸を過去に伸ばして振り返ると良いです。
「今は苦労を感じないけれど大学1年生のときには大変だった」「最終的には解決したけれど最初はどうして良いかわからなかった」と思うことが見つかるのではないでしょうか。
当時がどういう状況でそこから何を考え、どう行動し、結果どうなったかという流れで経験をまとめると、苦労を克服した経験として伝えられます。
過去の苦労した経験を今にどう活かせているのかで締めくくる
またその経験から何を学んだか、学んだことを今はどう活かしているかということまで現在進行形でESに書くことで、一過性のものではなく、経験としてその後に活きていることもアピールできます。
過去の経験として伝えるだけでなく、今につなげる経験としてまとめることを意識しましょう。
苦労した経験から思考性がわかる!派手さよりも向き合ったと言える経験を選ぼう
企業はエピソードの派手さを求めているわけではありません。 大切なのは、困難に直面した際にあなたが「どう考え、どう動いたか」という 行動特性を明確に示すことです。
企業は過去の苦労にどう向き合ったかを知ることで、 入社後も自ら考えて問題を解決できるかという「再現性」を確認しており、日常の苦労でも、論理的な解決プロセスさえあれば十分な評価対象になります。
経験の内容3割、自分の行動と考え方は7割以上の比重に
できごとの説明は最小限にとどめ「なぜその対策を立てたのか」「具体的にどう周囲に働き掛けたか」というあなたの動きを、 ES全体の7割以上のボリュームで書いていきましょう。
派手な実績が無いと焦る必要はありません。
自分にとっては当たり前の工夫や努力の中にこそ、あなたらしい強みが隠れています。 その思考の跡をESで丁寧に言葉にできれば、担当者の心を動かすことができますすよ。
こちらの記事では、「人生で一番つらかったことはなんですか?」と聞かれたときの答え方やエピソードの選び方について解説しています。併せて参考にしてみましょう。
「苦労したこと」は面接で質問されることもあります。次のQ&Aでは、面接で「苦労したこと」を聞かれたときの答え方についてキャリアコンサルタントがアドバイスをしているので、こちらも参考にしてみてください。
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