Q

その他
回答しない

インターンシップに参加する学生側のメリットを教えてください。

大学3年生になり、周りの友達もインターンシップに参加し始めて少し焦っています。よく「インターンは参加した方がいい」と聞きますが、正直、具体的にどんなメリットが学生側にあるのか、いまいちよくわかっていません。

大学の授業や課題、アルバイトもあって結構忙しいので、貴重な時間を使って参加するからには、それなりのメリットがないと......と思ってしまいます。

学生がインターンに参加するメリットって何ですか? インターンに参加するだけで本当にその会社の仕事内容や雰囲気が掴めるのか知りたいです。たまに選考で優遇されるとも聞くので、どんなメリットがあるのか気になります。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

プロフィールを見る

有利に進められる可能性があるかつ納得感のいく就活ができる!

私がこれまで見てきたなかでは、多くの企業が夏のインターンから優秀な学生をチェックしていて、人気企業や大手企業では、インターン参加者にだけ早期選考の案内をするといったケースが増えていると感じています。

学生については、内定が取れた後、「本当にこの内定先で良かったのか?」という疑問から就職活動を続けたり、内定を辞退するケースなどが相次いでいます。

それを踏まえても、インターンを通して企業で実際に働いている社員の人々とかかわる機会を得たり、社風を肌で感じることで、学生が納得度の高い就職活動をすることができる、という点が大きな利点だと思います。

雰囲気を体感できる! 短期からでも参加し合う会社を見極めよう

もちろん、インターンだけで会社の仕事内容や雰囲気を100%掴めるわけではありませんが、社員の人々や社内の雰囲気から、自身と合うかを見極めることは十分に可能だと思います。

実際に仕事を体験したり、社員の人々と直接話をしたりすることを通して、仕事への理解を深め、それを志望動機として就職活動に活かすことができるという点も、大きなメリットの一つです。

長期のインターンだけでなく、1日や2日間で完結する短期インターンなども多く開催されています。

もし忙しいのであれば、まずはそうした短期インターンを試してみることをおすすめします。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

プロフィールを見る

働きながら業界・職種を深く広い範囲で把握することが可能

まず私が強調したいのは、インターンは職業理解を深めるためのものだ、という点です。実際、仕事というものは外からみているだけではわからないことが多いものです。

ですから、インターンには、会社のなかに入って社員の人々と同じような立場と視点で仕事を理解するという大きな意味があると私は考えています。

働きながら仕事を理解するという点では、アルバイトなどでも可能かもしれません。

しかし、アルバイトの場合は短期的にかかわりながら目先の収入を得ることが主な目的になるため、よほど意識していない限り、その企業のビジネスモデルや沿革、事業の社会的な存在意義といった深い部分にまで目を向けることは少ないのではないかと思います。

その点、インターンはアルバイトとは異なり、より広い視野で事業を見つめ、会社単体だけでなく業界全体のことや、同じ会社のなかの異なる職種についても知る良い機会となります。

これが深い職業理解につながりやすく、さらにそこでかかわる社会人との人脈づくりにも役立つというメリットもあると考えています。

職業理解を深め、選考の可能性も探ろう

もし、あなたがその会社や業界、事業にすでに精通しているというのであれば話は別ですが、ほとんどの学生は職業理解がまだ十分ではないのが実情です。

だからこそ、「インターンに参加したほうが良い」とアドバイスすることが多くあります。

選考で優遇されるかどうかについては、一概には言えません。

しかし、企業側からみれば、すでにお互いに顔を知っていてインターン期間中に対話ができている学生と、そうでない学生とを比較した場合、選考試験や面接での評価が同程度であれば、やはり前者の学生のほうが採用に結びつきやすいということは十分にありえると言えるでしょう。

こちらの記事では、長期インターンに参加するメリット・デメリットを解説しています。長期インターンへの参加を考えている人は参考にしてみてください。

インターンはいつから参加すべきか悩んでいる人はこちらの記事もチェックしてみましょう。適切な応募時期や具体的なスケジュール、おすすめの参加時期を解説しています。

インターンの期間は3種類あります。次の記事では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説しているので、併せて参考にしてみましょう。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア