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中途採用で二次面接が最終面接の場合の対策について教えてください。
現在、転職活動をしております。先日、ある企業から一次面接通過の連絡をいただき、その際に次の二次面接が最終面接になると告げられました。中途採用の場合、選考ステップがもう少し多いイメージがあったので二次で最終面接だと聞いて少し驚いています。
一次面接よりもしっかりと準備して臨む必要があると思いますが、三次面接や四次面接がある通常の選考フローの最終面接と比べて、対策で特に意識すべきことはありますか? 中途採用ならではの対策方法が知りたいです!
二次面接が最終面接になる場合、どのような点を重点的に見られるのか、また効果的なアピール方法など、具体的な対策についてアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
最終面接では正直に回答し企業とのマッチ度を見極めることが大切
最終面接では、社長や経営層と直接話せる貴重な機会です。
私のこれまでの調査によると、経営者にはそれぞれの採用哲学があり、どのような対話で適任者を見抜くかは、その人の考え方によって異なります。
重視されるポイントも、経営者の価値観によるでしょう。
基本は、嘘をつかず誠実に答えることが何より大切です。そして、自身も「この会社に人生を託して良いか」を対話を通じてしっかりと見極めましょう。
企業研究を徹底して経営層の心を掴む逆質問を準備しよう
特に準備しておきたいのは、逆質問です。
最終面接では、たとえば「御社の10年後のビジョンはどのようなものですか? 」や「採用される人にはどのような活躍を期待されていますか? 」といった質問をすることで、経営層の頭の中にある企業の将来像や採用する人への期待を知ることができるでしょう。
対話を深めるためにも、事前の情報収集が欠かせません。
業界ニュースや企業のIR情報などに目を通し、社会人経験のある中途採用者として、準備力でしっかりと差を付けましょう。
社長の名前でネット検索をしてインタビュー記事などに目を通しておくと、より深みのある対話に役立ちます。
トップ層が面接を担当する場合があるので企業理解を深めておこう
転職活動では、新卒の就職活動と比べて選考プロセスが短い場合が多いです。
私のこれまでの求職者指導の経験では、三次面接まであったとしても、実質の選考は二次までで、三次面接は代表者や役員などとの顔合わせの場というケースもありました。
最終面接と位置付けられる二次面接では、面接官が代表取締役や役員層の人が担当する場合があるのです。
これも私の経験になりますが、代表取締役との面接では、「増田さんがわからないことを質問してください」と最初にいわれ、焦ったことがあります。
自身の職務経歴や強み、長所、入社後に取り組んでみたいことを話せるようにするのはもちろんですが、応募先の事業内容や今後の経営方針など、できるだけ詳しく応募先について調べてから面接に臨むようにしましょう。
穏やかな雰囲気であっても油断せず企業への熱意を伝えよう
また、二次面接の雰囲気は、応募者がリラックスできるように面接官が穏やかに質問するケースが多いです。
話しやすい雰囲気はありますが、応募先についての理解が乏しいと判断されると不採用になる可能性が高いでしょう。
事前に応募先について調べ、不明点は面接のときに積極的に質問するのを心掛けてください。面接を通して、待遇や入社後の業務内容など、不明点をできるだけクリアにするようにしましょう。
こちらは新卒の記事ですが、二次面接が最終面接の場合について詳しく解説しています。併せて参考にしてみてください。
中途採用の面接と新卒の違いは以下の記事で解説しています。中途採用の面接に臨む人はチェックしておきましょう。
転職の最終面接で講じるべき対策は、こちらの記事もチェックしておきましょう。よく聞かれる質問と回答の例も紹介しています。
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