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面接に臨むうえでの基本的な心構えについて教えてください。

現在大学3年生で就職活動を始めたばかりです。これから面接を受ける機会が増えると思うのですが、面接という場に慣れておらず正直とても緊張しています。

面接対策として、自己PRや志望動機を考えたり、企業のことを調べたりはしているのですが、いざ本番で面接官と対峙したときに、何を意識して臨めば良いのか、その「心構え」の部分がよくわかりません。

面接に臨むうえで、一番大切にすべき心構えとは何でしょうか? 面接官に良い印象を持ってもらうために、話す内容以外で気をつけるべき態度や姿勢、過度な緊張を和らげるための考え方など、基本的なことからアドバイスをいただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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面接で緊張するのは当然! 自分の軸をブレさせないことが大切

面接に臨む際、緊張することは学生だけでなく、大人でも当然に起こる自然な感情です。そのため、緊張している自分のこともきちんと認めてあげましょう。

緊張を完全に取り除くことは難しいですが、適切な準備をすることで和らげることができます。

私がこれまで求職者指導をした経験からも、面接に向けて特に大切は心構えとしては、自分の「軸」を明確にすることです。この「軸」とは、ご自分が得意とすることや、これまでの経験のなかで楽しいと感じたことを指します。

ありのままの自分を再確認して自然なコミュニケーションを心掛けよう

この軸をもとに、志望する企業でどのように貢献できるかを考えてみましょう。私の経験上、面接では、これまでの人生経験や価値観について質問されることが多いです。

その際、企業が求める人物像に今までのご自身がどう貢献できるかを考えると、自然体で面接に臨むことができます。

一方で、ご自身の軸と面接での回答内容にズレがある場合、無理に自分を良く見せようとする気持ちが働き、結果として緊張感が高まる原因になることがあります。

だからこそ、面接前には自己分析をしっかりおこない、自分の強みや価値観を再確認することが重要です。ありのままの自分を受け入れ、それを面接官に伝えることで、自然なコミュニケーションが生まれ、緊張も軽減されると私は考えています。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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面接は「評価される」と受け身にとらえず「仲間探し」という心構えで臨もう

採用面接は、会社側から見れば一緒に仕事をする「仲間探し」のための対話です。一方で、学生から見てもそれは同じであり、もしその会社に入社すれば、面接官を含む経営陣や管理職の人たちと同じ組織に所属して目標を共有して多くの時間を過ごすわけです。

そのため、私がこれまで求職者指導をした経験からアドバイスするとすれば、心構えとしては、相手から単に評価されるかどうかという受け身の考え方をしないでください。

お互いに相手を見定めるためのコミュニケーションの場と考えましょう。

取り繕うことはせず自然体な自分を見せることが大切

質問者さんの文面からは十分に準備をしているように見受けられるので、後は相手の質問に対してあなたなりの考えを伝え、自分がどのような人間なのか、何に関心を持ちどういうことをしたいのか、などを素直に表現していけば良いのです。

私の考えでは、面接のときだけ外面を取り繕って自分らしくない振る舞いをしてもあまり意味がありません。

付け焼き刃でそのようなことをしても見抜かれてしまう可能性が高く、仮に面接ではバレなかったとしても、入社して長く付き合ううちにお互いのことはわかります。嘘をつけばつくほど、後々自分がやりにくくなるだけなのです。

相手に失礼のないように、丁寧な態度と言葉遣いだけ気を付ければ、あとは「仲間探し」だと考えてください。それでかなり緊張は和らぐのではないかと私は思います。

面接の心構えはこちらの記事でも解説しています。身だしなみやマナー、回答の仕方などの気をつけるべきポイントを詳しく説明しているのでチェックしてみてください。

こちらの記事では面接対策の基本を網羅的に解説しています。就活を始めたばかりの人、具体的にどんな対策をすべきか分からない人は必読です。

面接は誰しも緊張するものです。面接を控えている人は、次の記事を参考にして緊張を少しでも和らげて臨んでくださいね。

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