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就活で「考えすぎること」の短所とその改善策をうまく伝えたいです。
面接で短所を「考えすぎる」と伝えようと思っています。ただ、短所を伝えるだけではなく、改善に向けて取り組んでいる姿勢も見せたいと考えています。
面接で短所を聞かれたときに、「考えすぎること」と正直に伝えても大丈夫なのでしょうか? また、その短所に対して自分なりに工夫している改善策をどのように伝えれば、前向きに受け取ってもらえるでしょうか?
伝え方のポイントや、印象が悪くならない工夫などがあれば、ぜひ教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
改善への努力を具体的に語ることが必要
「考えすぎること」は、伝え方次第で強みとして面接官に好印象を与えられる短所です。
企業は短所から自己理解、改善努力、成長の可能性を見ています。ただ「考えすぎてしまう性格です」とだけ伝えるとネガティブな印象を与える恐れも否定できません。
一方、それをどう受け止め、どう改善し、企業への貢献につなげるかを語ることで、大きなプラスに変えられます。
私の過去の支援では、グループワークで意見を深く考えすぎて時間がかかる人へ、結果的に質の高い成果が出た経験を紹介し、期限を決め逆算する、他者の意見を取り入れるといった改善策を実行していることを伝えるようアドバイスをしました。
そのうえで、「慎重さを活かし、スピードと正確さを両立させて貢献したい」と結ぶことで、説得力が高まります。
真剣さと深い思考力の証として前向きに取り組む姿勢を示そう
考えすぎることは、あなたの真剣さと深い思考力の証です。それを自覚し、前向きに取り組む姿勢こそが、面接で輝くポイントになります。
考えすぎが活きる場面もある! 経験と学びをセットで伝えよう
考えすぎること自体は、必ずしも悪いことではないと考えます。職種によっては、深く考えることが求められる場合もあるからです。
もし、考えすぎた結果、上手くいかなかった経験があるのであれば、そのエピソードとそこから学んでどのように改善しようとしているかを具体的に伝えましょう。
正しい改善策で具体性を高めることがコツ
短所は、改善策をセットで伝えることが重要です。改善策を伝えられている時点で、それはもう適切な伝え方と言えます。
たとえば、「考えすぎてしまう傾向があるので、一人で抱え込まずに友人や先生、親などに相談し、アドバイスをもらうようにしています」といった改善策であれば、問題ありません。
「考えることをやめる」といった改善策では、本末転倒になってしまいます。
もしそのようにとらえられそうだと感じるのであれば、「考えすぎてしまって、落ち込んでしまうことがあります」といったように、具体的にネガティブな影響を付け加えると具体性が高まります。
短所は工夫次第で長所に言い換えることができます。以下の記事では短所を長所としてアピールする方法や選考に役立てるための方法などを解説しています。
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