CAB「法則性」の練習問題15問と解き方! 就活の専門家がコツを解説

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瀧本 博史
キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2,000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は60,000件超。そのなかでWebテストの支援をおこなった人数は延べ5,000名以上。Webテスト関連の講師経験もあり。30年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう プロフィール詳細・記事一覧 >

CABの「法則性」は、連続して並んだ図形の変化パターンを見抜き、次に来る図形を推測する問題です。おもに5つの法則が出題され、これらを素早く識別する観察力が求められます。

この記事では、延べ5,000人以上のWebテスト支援をおこなってきた瀧本さんとともにCAB「法則性」を解くコツを解説します。法則性問題が苦手な人は、各パターンの特徴と着眼点を理解することから始めましょう。

記事の後半では、15問の練習問題を用意しています。多様な法則パターンを解いて、図形の変化を瞬時に読み取る力を身に付けましょう。

問題を解く前に確認! CAB「法則性」のコツ

CAB「法則性」の概要

  • 問題パターン:図形が四隅を回転する問題、図形の向きが一定角度で回転する問題、図形や線が一定数で増減する問題、図形の色が白と黒に変化する問題、内側の図形と外側の図形が入れ替わる問題
  • 1問あたりの時間:約18秒
  • 出題頻度:テストセンター(なし)ペーパーテスト(なし)Webテスティング(高)
法則性を解くときのコツをわかりやすく教えてください!

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瀧本博史

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合否に直結! 問題のパターンごとにルールを決めよう

CABの「法則性」は、数列や図形の並びから規則を見抜く問題で、扱う知識自体は中学生レベルですが、発想力と処理スピードが求められる分野です。

出題頻度は高く、安定して得点できるかどうかが合否に影響するため、対策の優先順位も高いと言えます。

基本の解き方は、いきなり答えを求めるのではなく、「増減」「繰り返し」「位置ごとの変化」など、変化のパターンに注目して規則を仮定することです。

応用では、複数の規則が組み合わさるケースにも対応できるよう、一方向だけでなく縦・横・斜めなど視点を変えて検証する力が重要になります。

CAB「法則性」練習問題15問|Webテストのプロによる解説付き

ここからは、CAB「法則性」の練習問題を瀧本さんによる解説付きで15問紹介します。おもに5つの法則パターンを3問ずつ用意しているので、頻出する変化パターンを体系的に学習しましょう。

CAB「法則性」に初めて取り組む人や、法則の見抜き方がわからない人は、「問題を解く前に確認! CAB「法則性」のコツ」で各パターンの基本的な変化ルールを理解してから練習問題に進むのがおすすめです。

問題1(難易度:★★☆☆☆)

問題

図形群の法則性を読み解き、空欄に当てはまる最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢


正解:E
2つの図形の動きを個別に確認する。上段の「●」は、枠内を左から右へと1つずつ移動している。右端に到達した後は、再び左端に戻る法則性がある。一方で下段の「▲」は、左から順に1つずつ消えていく減少の法則性を持つ。これらを組み合わせると、4つ目の図形は「●」が中央にあり、かつ「▲」がすべて消えた状態となる。したがって、正解はEとなる。

瀧本博史

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この問題では、上下二段のフレーム内で各記号が独立した2種類の規則で動いていることを見抜くのが突破口です。

上段の黒丸が右端移動後に戻る位置や、下段の三角が1つずつ消える様子を丁寧に観察し、4枚目の要素を予測しましょう。

これら2つの法則を別々の事象として整理し、最終的に1つの図形として合成するイメージを持つことで、確実な選択肢選びが実現します。

問題2(難易度:★★☆☆☆)

問題

図形の並びにある法則性を見出し、空欄(?)に当てはまる図形を1つ選びなさい。

1枚目:円の中に、上部に「黒い丸」、右側に「白い三角」がある。
2枚目:円の中に、右側に「黒い丸」、下側に「白い三角」がある。
3枚目:?
4枚目:円の中に、左側に「黒い丸」、上部に「白い三角」がある。
5枚目:円の中に、上部に「黒い丸」、右側に「白い三角」がある。

選択肢


正解:A
円の中の2つの図形が、それぞれ時計回りに90度ずつ移動する法則となっている。1枚目から2枚目の変化を見ると、黒い丸が「上から右」へ、白い三角が「右から下」へ動いていることがわかる。したがって、3枚目の空欄では、2枚目の状態からさらに90度移動した、黒い丸が「下」、白い三角が「左」に配置されているAが正解となる。4枚目以降もこの回転が継続している。

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CABの非言語(図形の回転)問題では、円内の2つの図形が独立して動くのか、一定の間隔を保ち動くのかを判別しましょう。

90度回転は頻出パターンで、12時や3時の方向を基準に変化を追うのがコツです。

3枚目が空欄の場合は、2枚目からの変化と4枚目へのつながりを両方向から挟み撃ちにして考えるのがポイントとなります。

問題3(難易度:★★☆☆☆)

問題

5つの図形が一定の規則にしたがって並んでいます。空欄(?)に入る最も適切なものを、選択肢A~Eの中から1つ選びなさい。

1枚目:四角形の枠内に「黒い丸、白い星、白い三角」が配置されている。
2枚目:四角形の枠内に「白い丸、白い星、白い三角」が配置されている。(丸が反転)
3枚目:四角形の枠内に「白い丸、黒い星、白い三角」が配置されている。(星が反転)
4枚目:四角形の枠内に「白い丸、黒い星、黒い三角」が配置されている。(三角が反転)
5枚目:?

選択肢


正解:A
図形内の各要素が、左から順に1つずつ白黒反転していく規則性がある。1枚目から4枚目にかけて、丸、星、三角の順番で反転がおこなわれてきた。4枚目ですべての要素が一度ずつ反転を終えたため、5枚目では再び最初の要素である丸が反転する。したがって、4枚目の状態で白かった丸が黒に戻ったAが正解となる。

瀧本博史

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CABの非言語(図形の色が白黒に変化する)問題では、変化が「どこから始まり、どの順番で進むか」という順序性に注目することが解法の鍵です。

図形内の要素が左から右、あるいは時計回りに1つずつ反転していくパターンは頻出ですので、まずはその一巡のサイクルを特定しましょう。

4枚目ですべての要素の変化が終わった後、5枚目で再び最初の要素に戻るという周期性を疑うのが賢明な判断と言えます。

問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題

図形の並びにある法則性を見出し、空欄(?)に当てはまる最も適切なものを1つ選びなさい。

以下の5つの図形が並んでいる。
1枚目:外枠が「六角形」。内部に上から「星、ハート、ダイヤ」が並んでいる。
2枚目:外枠が「星」。内部に上から「ハート、ダイヤ、六角形」が並んでいる。
3枚目:外枠が「ハート」。内部に上から「ダイヤ、六角形、星」が並んでいる。
4枚目:外枠が「ダイヤ」。内部に上から「六角形、星、ハート」が並んでいる。
5枚目:?

選択肢


正解:A
この問題には、図形が一定の順序で循環する法則がある。図形は「六角形→星→ハート→ダイヤ」の順に変化している。外枠は1枚目から順にこのサイクルをたどっており、4枚目が「ダイヤ」であるため、5枚目は一周して「六角形」となる。内部の3つの図形も同様のサイクルで1つずつ形を変えており、上段は「星」から、中段は「ハート」から、下段は「ダイヤ」から始まっている。したがって、すべてが元の位置に戻るAが正解となる。

瀧本博史

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このCABの非言語(内側と外側の図形が入れ替わる)問題では、外枠と内部の記号が「共通のパーツリスト」から順に選ばれていることに気づくのが重要です。

図形が外枠から中段、下段へとスライドする循環構造を把握できれば、複雑な変化もシンプルにとらえ直せます。

4つの形が順に回る場合、5枚目は必ず1枚目の状態に回帰するという原則を覚えておくと、解答スピードが格段に向上します。

問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

図形群の法則性を読み解き、空欄に当てはまる最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢


正解:A
3つの要素が変化している。まず外枠の図形は、角の数が1つずつ増えている。次に内部の「★」の数は、1つずつ増える法則性がある。さらに記号の色は、黒と白が交互に入れ替わっている。4つ目の図形は、外枠が正七角形になり、内部の「★」は4つ、色は白である必要がある。すべての条件を満たしているのはAのみであるため、これが正解となる。

瀧本博史

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この問題では、外枠の頂点数、内部記号の数、色の反転という3つの変化を同時に処理するマルチタスクな思考が試されます。

まず外枠の多角形がどう成長しているか、次に星の数の増え方を数値化し、最後に色の変化パターンを重ねて分析しましょう。

これら3要素を順にチェックし、不適切な選択肢を消去法で削ぎ落とせば、短時間でも正答率は飛躍的に高まります。

問題6(難易度:★★★☆☆)

問題

空欄に当てはまる図形を、選択肢の中から1つ選びなさい。

以下の5つの図形が並んでいる。
1枚目:円の中に、時計の12時方向に「●」、4時方向に「▲」、8時方向に「■」がある。
2枚目:円の中に、時計の3時方向に「●」、7時方向に「▲」、11時方向に「■」がある。
3枚目:円の中に、時計の6時方向に「●」、10時方向に「▲」、2時方向に「■」がある。
4枚目:?
5枚目:円の中に、時計の12時方向に「●」、4時方向に「▲」、8時方向に「■」がある。

選択肢


正解:A
円内の3つの図形を頂点として結ぶと正三角形になり、これが時計回りに90度(時計の3時間分)ずつ回転している。1枚目から3枚目にかけて、●の位置が12時→3時→6時と移動しているため、4枚目ではさらに90度回転した9時方向へ移動する。同様に▲は10時から1時へ、■は2時から5時へ移動する。また、5枚目で1枚目の状態に戻る周期性とも合致するため、すべてを満たすのはAである。

瀧本博史

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CABの非言語(図形の回転)問題では、円内の複数記号を線で結び、1つの大きな図形としてとらえるのがコツです。

図形全体が時計・反時計回りに何度ずつ動いているか推測しましょう。

もし5枚目の図形が1枚目と同じ状態に戻っているなら、その周期性を利用して空欄を埋めるのが効率的な解法となります。

問題7(難易度:★★★☆☆)

問題

空欄に当てはまる図形を、選択肢の中から1つ選びなさい。

以下の5つの図形が並んでいる。
1枚目:円の中に、時計の1時方向に「◆」、5時方向に「◎」、9時方向に「▲」がある。
2枚目:円の中に、時計の3時方向に「◆」、7時方向に「◎」、11時方向に「▲」がある。
3枚目:円の中に、時計の5時方向に「◆」、9時方向に「◎」、1時方向に「▲」がある。
4枚目:?
5枚目:円の中に、時計の9時方向に「◆」、1時方向に「◎」、5時方向に「▲」がある。

選択肢


正解:B
円内の3つの図形が、それぞれ時計回りに「2時間分(60度)」ずつ回転移動している。
1枚目から3枚目にかけて、◆の位置が1時→3時→5時と移動しているため、4枚目ではさらに2時間進んだ「7時方向」へ移動する。同様に◎は9時から11時へ、▲は1時から3時へ移動する。
また、5枚目の状態を確認すると、4枚目からさらに2時間進んだ「9時、1時、5時」の位置に各図形が移動しており、全体の周期性と一致するため、正解はBとなる。

瀧本博史

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CABの図形回転問題では、時計の文字盤をイメージして移動量を数値化するのが有効な戦略です。

1時から3時へ「2時間分」進むといった具合に具体的にとらえることで、空欄の位置を論理的に導き出せます。

選択肢を絞り込む際は、まず1つの記号だけに注目して位置を特定し、その後に他の記号との整合性を確認するようにするとスムーズに進みます。

問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

図形の並びにある法則性を見出し、空欄(?)に当てはまる図形を1つ選びなさい。

1枚目:?
2枚目:四角形の中の左上に「●」、右上に「×」がある。
3枚目:四角形の中の右上に「●」、右下に「×」がある。
4枚目:四角形の中の右下に「●」、左下に「×」がある。
5枚目:四角形の中の左下に「●」、左上に「×」がある。

選択肢


正解:E
空欄が左端にあるため、2枚目から5枚目にかけての推移を確認する。黒丸(●)は時計回りに1つずつ角を移動しており、×印も同様に時計回りに1つずつ角を移動していることがわかる。この逆の動きをたどると、1枚目の状態が導き出せる。2枚目で黒丸が「左上」、×印が「右上」にあるため、その1ステップ前は黒丸が「左下」、×印が「右上」にあったことになる。よって正解はEとなる。

瀧本博史

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CABの非言語(図形回転)問題では、四角形の角を利用した移動法則に着目しましょう。

1枚目が空欄というトリッキーな形式ですが、焦らず2枚目から5枚目の確定した推移を先に分析することが大切です。時計回りに1つずつズレていることが確認できれば、そこから「時間を巻き戻す」ようにして1枚目の状態を推察できます。

複数の記号が混在していても、一つひとつの軌跡を個別に追うことで混乱を防げます。

問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

5つの図形が一定の規則にしたがって並んでいます。空欄(?)に入る最も適切なものを、選択肢A~Eの中から1つ選びなさい。

1枚目:円の中に、上向きの「黒い矢印」が1本、右側に「白い点」が1つある。
2枚目:円の中に、右向きの「白い矢印」が1本、下側に「白い点」が1つある。
3枚目:円の中に、下向きの「黒い矢印」が1本、左側に「白い点」が1つある。
4枚目:円の中に、左向きの「白い矢印」が1本、上側に「白い点」が1つある。
5枚目:?

選択肢


正解:D
矢印の向き、矢印の色、点の位置という3つの要素が連動している。矢印は時計回りに90度ずつ回転し、色はステップごとに黒と白が交互に入れ替わる。点の位置も時計回りに90度ずつ移動している。4枚目から5枚目にかけて、矢印は左から上向きに変わり、色は白から黒へ反転する。点は上側から右側へ移動するため、すべてを満たすのはDである。

瀧本博史

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CABの非言語(図形の色が白黒に変化する)問題では、矢印の向きという回転要素と、白黒の色変化という2つの異なる法則が並行して動いている点を見逃してはいけません。

それぞれの要素をバラバラに分析し、矢印は90度回転、色は交互に入れ替わり、点の位置も移動、というように別々にメモを取る感覚で情報を整理してください。

すべての条件がピタリと一致する選択肢は1つしか存在しないため、焦らずにすべての要素をチェックすることがミスを防ぐ最善策です。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

図形の並びにある法則性を見出し、空欄(?)に当てはまる最も適切なものを1つ選びなさい。

以下の5つの図形が並んでいる。
1枚目:外枠が「円」。内部に左から「矢印(上向き)、プラス(+)、バツ(×)」が並んでいる。
2枚目:外枠が「正方形」。内部に左から「矢印(右向き)、バツ(×)、円」が並んでいる。
3枚目:外枠が「菱形」。内部に左から「矢印(下向き)、円、正方形」が並んでいる。
4枚目:?
5枚目:外枠が「正方形」。内部に左から「矢印(右向き)、バツ(×)、円」が並んでいる。

選択肢


正解:A
外枠と内部の2つの記号(+、×)は「円→正方形→菱形」の順で循環している。1枚目の「プラス」は、このサイクルの中にない特殊な始点だが、2枚目以降は「バツ→円→正方形→菱形」と続く。外枠は1~3枚目で「円→正方形→菱形」で一巡しているため、4枚目で「円」に戻る。
内部の記号は右2つが「バツ→円→正方形→菱形」の並びで2個ずつ登場していることから、4枚目では左から2番目が「正方形」、3番目が「菱形」となる。
5枚目はまた「バツ、円」となっていることから、菱形まで行ったら最初に戻る法則と思われる。
また、矢印は時計回りに90度ずつ回転しており、4枚目では「左向き」となる。
これらすべての条件を満たすのはAである。

瀧本博史

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CABの非言語(内側と外側の図形入れ替わり)問題では、外枠の形状変化と内部記号の変化を切り離して考える冷静さが求められます。

中央の記号の回転や外枠に追従する左右の記号など、1つのルールで満足せず全体の整合性を確認しましょう。

1枚目に法則外の「特異点」があるなら、2枚目以降の安定したサイクルから逆算して共通ルールを見出すのが実戦的な解き方です。

問題11(難易度:★★★★☆)

問題

図形群の法則性を読み解き、空欄に当てはまる最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢


正解:A
3つの図形の独立した動きを分析する。図形Aは、時計回りに90度ずつ回転している。図形Bは、反時計回りに90度ずつ回転している。図形Cは、左右の移動を交互に繰り返している。4つ目の図形では、図形Aが9時方向、図形Bが3時方向を向き、図形Cは左側に位置することになる。要素が多くなると見落としやすいため、1つずつ確実に照合していく必要がある。

瀧本博史

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この問題では、一気に全体を見ず、特定の記号だけに視点を固定して分析するのが賢明です。

図形Aの回転角度や方向を突き止めたら、図形BやCも同様に検証し、各動きを独立して把握しましょう。

混乱しそうな時ほど情報を個別に整理して処理する冷静なアプローチが、本番のプレッシャーを跳ね返すための強力な武器になるに違いありません。

問題12(難易度:★★★★☆)

問題

空欄に当てはまる図形を、選択肢の中から1つ選びなさい。

以下の5つの図形が並んでいる。
1枚目:左側に「黒い正方形」、中央に「白い円」、右側に「黒い星」が並んでいる。
2枚目:?
3枚目:左側に「白い正方形」、中央に「黒い円」、右側に「黒い星」が並んでいる。
4枚目:左側に「黒い正方形」、中央に「黒い円」、右側に「白い星」が並んでいる。
5枚目:左側に「黒い正方形」、中央に「白い円」、右側に「黒い星」が並んでいる。

選択肢


正解:E
3~5枚目の図形の変化をそれぞれ確認する。3枚目と4枚目は「正方形と星」の色が反転している。4枚目と5枚目は「円と星」の色が反転している。この変化から、毎回2つの図形の色が反転するという法則があると考えられる。
次に、色が反転する2つの図形の組み合わせに法則性があるかを検討する。3~5枚目の変化から、①正方形と円、円と星、正方形と星の組み合わせで順番に反転しているパターン、②星は毎回、正方形と円は交互に反転しているパターンの2つが考えられる。
①について検証する。3~5枚目の図形の選ばれ方から、2枚目と3枚目では「正方形と円」が反転する。この場合、2枚目は「黒い正方形、白い円、黒い星」となるが、これは1枚目と同じ図形となってしまい、1枚目と2枚目で反転が起こらないことになるので成り立たない。
②について検証する。3枚目と4枚目で「正方形と星」、4枚目と5枚目で「円と星」が反転している。これを用いて逆算すると、2枚目と3枚目で「円と星」、1枚目と2枚目で「正方形と星」が反転する。すると、2枚目が「白い正方形、白い円、白い星」が導き出され、反転の規則性も成り立つ。
よって、Eが正解となる。

瀧本博史

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複雑な色の反転も、特定の2つの図形がセットで変化するというルールを仮定し、逆算して検証するのが突破口です。

1枚目と2枚目の関係だけでなく、3枚目以降の確定した変化から共通項を導き出すアプローチを心掛けてください。

問題13(難易度:★★★★☆)

問題

図形の並びにある法則性を見出し、空欄(?)に当てはまる図形を1つ選びなさい。

1枚目:横棒の左端に「白丸」、右端に「黒星」があり、棒は水平である。
2枚目:縦棒の上端に「黒丸」、下端に「白星」があり、棒は垂直である。
3枚目:横棒の左端に「白丸」、右端に「黒星」があり、棒は水平である。
4枚目:?
5枚目:横棒の左端に「白丸」、右端に「黒星」があり、棒は水平である。

選択肢


正解:B
2つの変化が同時におこなわれている。1つは棒の向きが「水平、垂直」と交互に入れ替わる規則である。もう1つは、垂直になったときのみ、両端の図形の色が反転(白丸から黒丸、黒星から白星)し、かつ上下が入れ替わる規則である。
1枚目、3枚目、5枚目が同じ状態であるため、偶数枚目も同じ状態を維持していると推測できる。2枚目と同じ状態である、垂直の棒の上端に黒丸、下端に白星があるBが正解となる。

瀧本博史

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CABの非言語(図形回転)問題では、棒の角度に惑わされず、端点の記号が「垂直になったときにどう変わるか」という条件分岐のルールを探りましょう。

水平から垂直への切り替え時に色の反転や上下の入れ替わりなど、複合的なルールが隠されているため注意が必要です。

また、奇数枚目がすべて同じ状態なら、偶数枚目も同じ法則にしたがっている可能性が極めて高いと判断できます。

問題14(難易度:★★★★☆)

問題

5つの図形が一定の規則にしたがって並んでいます。空欄(?)に入る最も適切なものを、選択肢A~Eの中から1つ選びなさい。

1枚目:正方形の四隅に「●(左上)、○(右上)、○(左下)、○(右下)」が配置されている。
2枚目:正方形の四隅に「●(左上)、●(右上)、○(左下)、○(右下)」が配置されている。
3枚目:正方形の四隅に「○(左上)、●(右上)、●(左下)、○(右下)」が配置されている。
4枚目:正方形の四隅に「○(左上)、○(右上)、●(左下)、●(右下)」が配置されている。
5枚目:?

選択肢


正解:A
この問題の法則性は、黒い丸(●)が時計回りに移動しながら、その数が増減する点にある。
1枚目では1つだった黒い丸が、2枚目では右上に1つ増えて2つになる。
3枚目では、最も古くからある左上の丸が消え、新たに左下に1つ増えることで、2つのまま位置がずれる。
4枚目も同様に、右上の丸が消えて右下に増える。
5枚目では、左下の丸が消えて左上に増えるため、左上と右下が黒い丸となるAが正解である。

瀧本博史

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この問題では、色の入れ替わりだけでなく、黒丸の数そのものの増減プロセスに注目しましょう。

古いものが消え新しいものが加わる「ところてん方式」の移動法則は、難問によく見られる傾向です。

どの位置に新しく出現し、どの位置から消滅したかを1枚ずつ丹念に比較することで、次に黒くなる場所を正確に予見できるようになります。

問題15(難易度:★★★★☆)

問題

図形の並びにある法則性を見出し、空欄(?)に当てはまる最も適切なものを1つ選びなさい。

以下の5つの図形が並んでいる。
1枚目:?
2枚目:外枠が「黒塗り」。内部に「白抜きの3」があり、右下に「●」が1つある。
3枚目:外枠が「白抜き」。内部に「黒塗りの4」があり、右下に「●」が2つある。
4枚目:外枠が「黒塗り」。内部に「白抜きの5」があり、右下に「●」が3つある。
5枚目:外枠が「白抜き」。内部に「黒塗りの6」があり、右下に「●」が4つある。

選択肢


正解:C
空欄が左端にあるため、2枚目以降の法則を逆算する。まず、外枠の色は「黒、白」が交互に入れ替わっているため、1枚目は「白」となる。内部の数字は1つずつ増えているため、1枚目は「2」であり、色は外枠と反対の「黒」となる。右下の点(●)の数は、2枚目から1つずつ増えているため、1枚目は2枚目より1つ少ない「0(点なし)」となる。これら3つの条件、すなわち「白枠、黒の2、点なし」をすべて満たすのはCである。

瀧本博史

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この問題では、数字やドットの数といった「数え上げ」ができる要素の増減に注目するのが突破口です。

1枚目が空欄なら、2枚目から5枚目の規則的な増加を特定し、その「マイナス1」の状態を理論的に組み立てましょう。

枠や数字の色の互い違いも含め、視覚情報を数値や言葉に置き換えて整理することが、確実に正解を導く土台となります。

CAB「法則性」を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!規則に瞬時に反応! 反復練習で判断力を養おう

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CABの法則性は、特別な知識よりも「規則に気づく視点」と「素早い判断力」が問われる分野です。

まず増減や回転といった“変化のクセ”を冷静に観察しましょう。

練習時は「繰り返し型」などとパターンの言語化をおこなうと、本番で見抜く力が養われます。対策は1日15〜20分を1週間続ければ十分効果が出るでしょう。

まずは1パターンを攻略! 1つずつ解き方を身に付けていこう

複数を組み合わせた複雑な問題が差を付けるポイントですが、苦手ならまず1つの規則の問題を確実に取ることが先決です。

陥りやすいのは、最初の思い込みへの固執や一方向的な判断です。違和感があれば別の見方を確認する習慣を持ちましょう。

センスではなく慣れで伸びる分野なので、繰り返し触れることで確実に得点源にできます。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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