早稲田生の就職先・就活事情|実績のある業界・企業名も紹介

3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました

  • 国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

    Atsushi Ikarashi〇欧州系日本法人の代表取締役。新卒で日本企業に5年、東南アジア現地法人に12年勤務し、帰国後外資企業に就職。経営者視点でキャリア形成の支援をする。MBA(海外)取得済

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  • キャリアコンサルタント

    Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味

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  • 2級キャリアコンサルティング技能士/全国経理教育協会 社会人常識マナー検定2級

    Tomohiro Morita〇理系大学院修了後に企業で勤務。その後、キャリア支援・セミナー講師・文章制作などマルチに活躍。就職・転職に関する情報整理や書類作成、意思決定支援をおこなう

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早稲田大学生は卒業後、どのような進路に就くのでしょうか。この記事では、早稲田普段学生の求職者支援をしているキャリアコンサルタントの高尾さん、市川さん、鈴木さんに早稲田大学生の就職先について聞きました。

就活を控えている学生、学部を決めたい早稲田志望の高校生などにも役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてください。

早稲田大学の就職事情の全体像

早稲田大学全体の進路状況

参考データ:2025年度 早稲田大学進路状況

キャリアセンターによる詳細解説

2,500の多方面にわたる企業・団体へ就職
・進学者は文系学部が約1割、理系学部が約7割(うち8割が早稲田大学大学院に進学)
・学部別の傾向はあれど偏りが大きいわけではなく、進路は多様

参考:早稲田大学のキャリア・就職支援

早稲田出身のキャリアコンサルタントからのリアル・アドバイス!

アドバイザーからあなたにエール主体的に道を切り拓く人が多い! 長期目線で選択しよう

国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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最初の日本企業から海外、外資系企業へと環境を変えてきたのは、常に「自分はどういう生き方をしたいか」を基準に据え、そのための挑戦や努力を厭わなかったからです。

周囲の早稲田卒のキャリアを見ても、一つの会社で着実に昇進する人だけでなく、国内外での転職を重ねてステップアップする人など、それぞれが望む生き方に合わせて主体的に道を切り拓いている人が多い印象です 。


就活生の皆さんに伝えたいのは、最初の就職先はゴールではなくスタート地点に過ぎないということです。

5年後、10年後に、仕事だけでなく、自分はどうありたいか、どんな生き方をしたいかを見据え、そこをイメージしながら、ファーストキャリアを選ぶ視点を持つと、目の前の選択肢がより広がるはずです。

学部別の就職先

学部別の就職先

  1. 文系学部
  2. 理系学部

参考データ:2025年度 学部別進路状況

文系学部

文系学部の就職先

文系学部に人気の3業界と就職先

  • 専門サービス(経営コンサル・監査法人など)
    主な就職先: アクセンチュア、デロイト トーマツ、ベイカレント・コンサルティング、アビームコンサルティングなど
  • 金融(銀行・保険・証券)
    主な就職先: 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、三菱UFJ信託銀行など
  • 情報通信(IT・インフラ・Webサービス)
    主な就職先: NTTデータ、楽天グループ、NTTドコモなど

早めに行動した人は幅広く内定を得ている傾向

森田 智比呂

プロフィール

早稲田文系は学歴フィルターを突破できる一方、学生数が多いため早期に動く層と出遅れる層の二極化がリアルです。

動く層は高い行動力を活かして人気のIT・コンサルやメーカー、金融など幅広い業界の内定を獲得しています。

政治経済学部

政治経済学部生の進路
企業人数
三井住友銀行21
デロイトトーマツ17
アクセンチュア13
三菱UFJ銀行12
ベイカレント・ベイカレントコンサルティング各11
政治経済学部生のおもな就職先(上位5社)

法学部

法学部生の進路
企業人数
東京都職員I類24
三菱UFJ信託銀行14
国家公務員総合職11
国家公務員一般職10
りそなグループ9
法学部生のおもな就職先(上位5社)

文化構想学部

文化構想学部生の進路
企業人数
NTTデータ21
アクセンチュア10
東京都職員I類10
日本IBM9
電通8
文化構想学部生のおもな就職先(上位5社)

文学部

文学部生の進路
企業人数
楽天グループ6
三菱UFJ信託銀行5
NTTドコモ5
NTTデータ5
アクセンチュア5
文学部生のおもな就職先(上位5社)

教育学部

教育学部生の進路
企業人数
ベイカレント15
NTTデータ13
東京都職員Ⅰ類11
アクセンチュア10
東京都教員9
教育学部生のおもな就職先(上位5社)

商学部

商学部生の進路
企業人数
アクセンチュア20
デロイトトーマツ19
三菱UFJ銀行18
ベイカレント・ベイカレントコンサルティング16・14
NTTデータ14
商学部生のおもな就職先(上位5社)

社会科学部

社会科学部生の進路
企業人数
アクセンチュア13
NTTデータ12
東京海上日動火災保険11
三菱UFJ銀行8
レバレジーズ8
社会科学部生のおもな就職先(上位5社)

国際教養学部

国際教養学部生の進路
企業人数
アクセンチュア13
楽天グループ9
三菱UFJ銀行6
伊藤忠商事5
ファーストリテイリンググループ5
国際教養部生のおもな就職先(上位5社)

人間科学部

人間科学部生の進路
企業人数
アクセンチュア10
NTTデータ8
ベイカレントコンサルティング7
三菱UFJ銀行5
日本生命保険5
人間科学部生のおもな就職先(上位5社)

スポーツ科学部

スポーツ科学部生の進路
企業人数
東京海上日動火災保険7
サントリーホールディングス4
ファーストリテイリンググループ4
三井住友海上火災保険4
りそなグループ3
スポーツ科学部生のおもな就職先(上位5社)

理系学部

理系学部の就職先

※理工3学部は卒業生の約7割が大学院(同名研究科)へ進学するため 、学部卒のデータに加えて、実際の主な進路となる大学院(研究科)修了生のデータも併記しています。

POINT

理系3学部(基幹・創造・先進)の学部卒は、約7割が大学院へ進学するため就職する人数自体は少なくあります。就職を選ぶ学生のトレンドは文系にやや近く、ITやコンサルが上位を占めます

理系学部に人気の3業界と就職先

  • 情報通信(IT・通信・システム開発)
    主な就職先: NTTデータなど
  • 専門サービス(経営コンサル・ITコンサルなど)
    主な就職先: アクセンチュア、ベイカレント・コンサルティング、合同会社デロイトトーマツなど
  • 不動産・建設(ゼネコン・都市開発)
    主な就職先: 大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設など
理系大学院の就職先

理系大学院に人気の3業界と就職先

  • メーカー(自動車・重工・電機・化学・製薬など)
    主な就職先: トヨタ自動車、三菱重工業、日立製作所、中外製薬、富士フイルム、本田技研工業、キヤノンなど
  • 専門サービス(シンクタンク・技術/経営コンサルなど)
    主な就職先: 野村総合研究所、アクセンチュア、PwCコンサルティング合同会社など
  • 情報通信(IT・通信・外資テックなど)
    主な就職先: NTTデータ、NTTドコモ、日本アイ・ビー・エム、アマゾンウェブサービスジャパン、LINEヤフーなど

基幹理工学部

基幹理工学部生・研究科生の進路
学部卒研究科卒
企業人数企業人数
NTTデータ5三菱重工業16
野村総合研究所3野村総合研究所13
日立製作所10
NTTデータ10
日本IBM6
基幹理工学部生・研究科生のおもな就職先(上位5社まで)

創造理工学部

想像理工学部・研究科生の進路
学部卒研究科卒
企業人数企業人数
大林組5日建設計11
鹿島建設4清水建設9
NTTデータ4大林組8
東京電力ホールディングス4竹中工務店8
ベイカレントコンサルティング4鹿島建設7
創造理工学部生・研究科生のおもな就職先(上位5社まで)

先進理工学部

先進工学部生・研究科生の進路
学部卒研究科卒
企業人数企業人数
NTTデータ4トヨタ自動車7
アクセンチュア3NTTデータ7
中外製薬6
富士フィルム6
日本IBM6
先進理工学部生・研究科生のおもな就職先(上位5社まで)

早稲田生の就活事情

参考データ:2025年度 早稲田大学進路状況

就活をスタートした時期

早稲田生(26卒)が就活をスタートした時期

最初に内定/内々定を得た時期

早稲田生(26卒)が最初に内定/内々定を得た時期

就活を終えた時期

早稲田生(26卒)が就活を終えた時期

インターンシップ等への参加状況

早稲田生のインターンシップ等への参加状況

  1. インターン参加数
  2. 参加したインターンの期間

インターン参加数

早稲田生(27卒)のインターンシップ参加数

参加したインターンの期間

早稲田生(27卒)が参加したインターンシップの期間

就職先のトレンド|5年前との違い

2020年から2025年、世間では新型コロナウイルス感染症や大多数の大手企業による賃上げ・初任給引き上げ、就活ではインターンの新ルール設置やジョブ型採用の浸透など、時勢も就活事情も大きく変わりました。具体的には以下の表をチェックしてみましょう。

特徴企業例20卒25卒推移
コンサルの人気上昇アクセンチュア64人133人就職者数が倍増し、圧倒的な人気を集めている
デロイトトーマツ28人90名政経からの就職者が大きく増加し、2025年度には政経の上位就職先2位となった
ベイカレント29人139人2020年度には少数であったが、2025年度は100人を超えている
特定の企業への認識増三井住友銀行47人72人2020年度はメガバンク間で分散していたが、2025年度は三井住友銀行に集中する傾向が見られている
公務員・商社の人気低下
(政治経済学部)
国家公務員総合職政経 16人政経 8人2020年度は政経のトップ就職先(16人)でしたが、2025年度は半減し、上位10社から姿を消した
三菱商事政経 10人政経 5人かつては政経から10人が就職し上位に位置していたが、2025年度は半減
IT系の不動の人気NTTデータ81人126人年次を問わず、安定してトップクラスの就職者数を維持
就職先のトレンド|20卒と25卒の違い

早稲田生の就職にまつわるQ&A

早稲田生でも就職できない人はどんな人ですか?

早稲田大学は難関私立大学として有名ではありますが、早稲田生だからといって内定をもらえるわけではありません。

大学のブランドがあったとしても、内定がない状態で卒業を迎える人、不本意な企業に就職する人ももちろんいます

ここでは、リアルを知るキャリアコンサルタントから、早稲田生の就職に失敗する人はどんな人か聞いたので、参考にし対策を練っておきましょう。

アドバイザーのリアル・アドバイス!プライドにより視野が狭い・行動が遅い人

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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早稲田生が就活で失敗する原因で多いのは、「プライドの高さ」と「動き出しの遅さ」です。

「早稲田だから、最悪でもどこか大手が拾ってくれるだろう」と高を括り、自己分析やES対策を怠った結果、面接で「中身がない」と見抜かれて全落ちするケース。

あるいは、プライドが邪魔をして東証プライムの超有名企業ばかりをエントリーし、持ち駒が全滅した段階で初めて中小企業に目を向けるものの、時すでに遅しというパターンが典型例です。

周囲が優秀であるからこそ、慢心した人は一瞬で落ちこぼれてしまいます

3年生の5月から動き出そう! 大学ブランド×圧倒的準備で万全になる

早稲田の就活シーンで勝ち組になるためには、周囲の「ハイキャリア層」のスピード感に合わせる必要があります。

具体的には、大学3年生の5月〜6月の段階でサマーインターンの選考にエントリーし、夏には大手企業や外資系の就業体験を積んでいるのが理想です。

秋以降は、学内のキャリアセンターやOB訪問をフル活用して企業の裏側に迫り、3年生の冬から始まる早期選考のルートにどれだけ乗れるかが勝負となります。

大学のブランドという「強力な盾」があるからこそ、そこに「圧倒的な準備量」という剣を組み合わせることで、初めて向かうところ敵なしの就活を展開できるのです。

以下は進路選択に満足できなかった早稲田生の声抜粋です。参考にして、どのように就活を進めるべきか考えてみましょう。

主体的に進路選択ができなかった理由

・就職活動の開始が遅すぎた
やりたいことを明確にできなかった
・面接対策が不十分だった
・なんとなく進めていて情報量が足りなかった
・情報収集の重要性を軽視していた
世間体や評価ばかり気にしていた
・途中で親の意見に翻弄された
・就活エージェントに言われるがまま就活していた

参考:早稲田大学のキャリア・就職支援

大学の就活サポート体制は充実していますか?

早稲田大学にはキャリアセンターがありますが、手取り足取り対応するというよりも、学生の自立した独自の活動のための、情報提供や支援を中心としています。早稲田大学のキャリアセンターの支援方針は以下となっています。

キャリアセンターの支援方針

  • 個別の企業斡旋はおこなわない
    就職活動に必要な情報を提供するが、特定の学生に個別の企業を斡旋することはしない。
  • 自立した活動を促す
    就職活動は、学生生活で培った力を活かし、学生自身が自分の目で仕事を選択する自立した独自の活動であるべき。キャリアセンターは、学生が自力で活躍の場を選ぶための手助けをする役割を担う。
  • 低学年からの方向性見極めをサポート
    入学後3年間(大学院は1年間)は進路の方向性を見極める期間とし、知的成長の場を紹介するなど、学生の志向に合った活動ができるようサポートする。

キャリアセンターのサポートが不十分というわけではなく、必要な情報提供や自力で選ぶための手助けは用意されているため、主体的に活動を進めつつ、必要に応じてキャリアセンターの持つ情報や支援を積極的に活用するのが良いと考えられます

卒業生の就職先を参考に視野を広げよう

早稲田生の就職先を見ると、全体的に全学的に、アクセンチュア、NTTデータ、メガバンクなどに代表されるコンサルティング・IT・金融業界への就職が上位を占めていることがわかりました。

また、政経は金融、法学部は公務員、国際教養学部は総合商社、理工系学部はメーカーといったように、学部ごとに強みや特色が見られることも大きな特徴です。

学部や専攻が就職活動に大きな影響を与えるケースは多くはありませんが、OB・OGの就職先から自身の視野を広げておきましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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