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オワハラ対策で嘘をつくのはバレますか?

現在、ある企業から内々定をいただいているのですが、その企業からオワハラをされていて、嘘をついてしまおうかと悩んでいます。

企業に就職活動を続けたいと伝えたところ、「早く就活を終えてほしい」「他社の選考は辞退するように」と言われてしまいました。正直にまだ他社の選考を受けていることを伝えると、この内々定が取り消されてしまうのではないかと不安で、いっそ「もう就活は終えました」と嘘をついてしまおうかと考えています。

もし嘘をついた場合、後からバレてしまうリスクはあるのでしょうか? オワハラに対して嘘をつくのは、やはり良くないことでしょうか。嘘をつかずにこの状況を乗り切るためのアドバイスがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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正直に意思を伝え期限交渉をしよう

「嘘がバレてしまいますか?」 というご質問については、どこでつながりがあり、たまたまわかってしまったなんていうこともないとは言えませんので、大丈夫ですとは断言できません。

私が相談に来た学生にいつも言っているのは、「将来に向けた大切な決断になるので、しっかり最後まで就職活動をやり切ってから決めていきたい」と人事担当者に話してみるというものです。

多くの企業では、「いつまで待てば良いですか?できたら〇〇までににお返事ください」などと期限を決めるように求めてきますが、認めてくれることがほとんどです。

オワハラは違法なので企業の姿勢みて本当に良いのかよく見極めよう

今回お話ししておきたいのは、現在オワハラは禁止されています。

厚生労働省からは企業に対して「オワハラは、憲法で保障された職業選択の自由を侵害する行為であり、場合によっては、刑法上の脅迫罪・強要罪や民法上の不法行為にもあたる可能性があります」と注意を促しています。

人事担当者であれば、オワハラが禁止されていることはもちろんわかっていると考えられます。それでもオワハラをしてくるというのはどうかとおもい思います。これから入社をして、社員として一員になるわけです。

本当にその企業で決めて大丈夫なのか、よく考えて判断する必要があると感じます。ここは自身の判断ということになりますが、以上のことを参考にしっかり対応を決めていってください。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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オワハラへの嘘のリスク理解し自分の判断を信じよう

コンプライアンス的な視点で考えると「職業選択の自由」に反する行為でもあります。「オワハラ」自体がいけないことなので、毅然とした態度で対応することが正論です。

ですが、少ない内々定が取り消しになる不安は大きいと思います。企業側は内々定を辞退させないための行為ですが、内々定を辞退しても法律上問題はないことを前提に対策を検討していきましょう。

嘘をついた場合のリスクとして考えられることとして、企業側は採用活動を終了する可能性が考えられます。あなたの内々定によって誰かが不採用になったかもしれません。

そして、あなたに対する信用を失うかもしれません。ですが、あなたは内々定を持ったまま安心して就職活動が継続できます。

対話できる企業を選んで後悔のない就活にしよう

何を良いと判断するかを決めるのは自分になるということです。「就職活動を終われない理由」や「気持ちが固まらない理由」を内々定者と話し合うことに応じてくれる、そういう企業で働くことのほうが幸せではありませんか。

私の意見ではありますが、「オワハラ」をする企業は、自社とのマッチングに自信がないとか、内々定者を信用していないことのあらわれなのかもしれません。

オワハラって何だろう? と思う人は、こちらの記事をチェックしてみてください。オワハラについて網羅的に解説しています。

こちらの記事では就活で嘘をつくことのリスクを解説しています。少しでも自分をよく見せようとしたり、盛ろうとしている人は確認しておきましょう。

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