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留年したら人生終わりって本当ですか?
大学で留年が決まってしまい、将来に対する絶望感でいっぱいです。
「留年したら人生終わりだ」という言葉を耳にすることもあり、本当に自分の人生はもうダメになってしまったのではないかと、毎日不安を感じています。
留年したことで、希望する企業への就職は完全に閉ざされてしまうのでしょうか? 留年を経験した人でも、その後社会で活躍している事例はありますか?
この絶望的な気持ちから立ち直り、前向きに考えるためのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
留年を一つの経験にして内定獲得の武器にしよう
留年をしてしまい、人生が終わりだと感じているとのことですが、まったくそんなことはありません。
人生という長いスパンで見れば、1年間の留年はそれほど大きな問題ではありません。むしろ、その経験をバネにして、ご自身の成長の糧にすることができるはずです。
留年から学んだことや乗り越えた理由は面接でアピールできる
留年したという事実だけに着目するのではなく、そこから何を学び、どの様にしてその困難を乗り越えたのかを深く考えることは、自己理解を深めるうえで非常に有益ですし、面接などでも語れる貴重なエピソードになるでしょう。
私の周りにも、留年を経験しながらも希望する企業に就職したり、公務員になったり、あるいは起業したりしている人はたくさんいます。ですから、留年は決して人生の終わりではありません。
留年したからといって諦めず、就職活動に臨みましょう。
留年の原因やそこからの成長を前向きに話せれば内定を目指せる
大学で留年が決まり、将来への絶望感でいっぱいとのことで、その気持ちはわかります。「留年したら人生終わり」という言葉は不安を煽りますが、決してそんなことはありません。
留年を経験しても社会で活躍している人はたくさんいますし、私自身、留年を経て希望する企業から内定を得て卒業した学生を多く見てきました。まずはそのことを心の支えにしてください。
絶望的な気持ちから立ち直り、前向きに進むためには、いくつかの段階があります。大切なのは、留年の原因をしっかりと把握し、次にどう活かすか考えることです。
履歴書で留年の事実は企業にも伝わるため、面接ではなぜ留年したのか、そこから何を学び、今どうしているのかを、正直かつ前向きに話せるよう準備することが重要です。
留年理由と向き合って面接では堂々と成長点を語ろう
反省点を伝え、それをバネに成長している姿が伝われば、乗り越える力をアピールできます。
たとえば、アルバイトなど学業以外の活動に注力しすぎた結果、留年したとします。その場合は、活動への熱意や得た経験を伝えつつ、学業がおろそかになった点はしっかり反省していることを示しましょう。
そして現在、その経験を活かし学業と両立できていることまで伝えられれば、企業も背景を理解し、あなたの前向きな姿勢や成長力を評価する可能性があります。
留年によって希望企業への道が完全に閉ざされるわけではありません。大手企業への影響も一概には言えませんが、私の支援した学生のなかには、有名企業に就職した人もいます。大切なのは、企業の規模にかかわらず、面接で留年の理由も含めて堂々と、そして前向きに話せるかどうかです。
最後に、どうしても気持ちが辛く前向きになれないときは、無理をしないでください。まずは大学のキャリアセンターの人や信頼できる人に相談し、今の気持ちを話してみることをおすすめします。
気持ちが少しでも整理できてから、改めて就職活動と向き合うほうが、結果的に良い方向に進むことが多いです。一人で抱え込まず、誰かに打ち明けて気持ちを少しずつ切り替えていきましょう。
留年したときの就活への影響が気になる人は、併せてこちらの記事もチェックしてみてください。面接で留年した理由を聞かれたときの答え方や注意点を解説しています。
次のQ&Aでは、留年がネックになり内定をもらえないと相談する学生に向けて、キャリアコンサルタントがアドバイスしています。併せて確認してみましょう。
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