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職務経歴書にフリーターの期間はどう書けば良いのでしょうか?
現在20代後半で、アルバイトとして数年間働いてきました。そろそろ正社員として就職したいと考えており、職務経歴書を作成する必要があるのですが、フリーター期間の書き方で悩んでいます。
正社員としての職務経験がないのですが、そもそもアルバイトの経験を経歴に含めても良いのでしょうか?
また、複数のアルバイトを経験している場合、すべて書くべきでしょうか? フリーター期間が長かった場合、その理由についても触れるべきか悩んでいます。
ただアルバイトをしていたという事実だけを書くのではなく、採用担当者にアピールできるような書き方のポイントや注意点もあればアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
フリーター期間のアルバイト経験も立派な経歴になる
アルバイト経験は立派な職務経験になります。
「なぜこのアルバイトをしていたのか」「ここでどんな仕事内容だったのか」 は面接でよく聞かれる内容なので、できる限り具体的に書くことをおすすめします。
もしアルバイト経験が多すぎて書ききれない場合は、すべてを書く必要はありません。
応募する企業や業界、職種によって、どのアルバイト経験がプラスになるのか、あるいはマイナス評価になるのかは変わってくるため、応募先の仕事内容に合わせて記載しましょう。
成果や期間などをエピソードとともに具体的に伝えることがコツ
また、情報開示はできるだけしたほうが良いと私は思います。特に、何か成果を上げた経験があれば積極的にアピールすべきです。
もし長く勤務していたアルバイトがあれば、それもアピールポイントになります。たとえば、長く続けた理由として、以下のような理由に自分なりのエピソードを交えて伝えられると好印象ですね。
・仕事内容が気に入っていた
・やりがいを感じていた
・上司から評価されて特定の役割を担っていた
・アルバイトリーダーを任されていた
フリーターだったことを気にしすぎず、アルバイト経験を強みとしてしっかりアピールできるよう準備しましょう。
フリーター期間中の経験と応募先の業務との関連性を示すことが重要
フリーター経験が長いという事実は変えられないので、正直に記載しましょう。
フリーターをしていた数年間に経験したアルバイトの内容をすべて書き出してみてください。
そのなかで、どのような種類のアルバイトが多かったかに着目すると、接客業が多かったり、パソコン作業が多かったりなど、傾向や共通点が見えてくると思います。
仮に、居酒屋、喫茶店、アパレルなど複数の接客業を経験していれば、「人と臆せずコミュニケーションが取れる」という強みを持っている可能性が高いです。人と接するのが苦手な人は、そもそもそのような仕事を選びませんよね。
逆に、黙々とパソコン作業をするのが得意な人もいます。
質問者さん自身の経験を振り返り、どのような仕事内容が多かったか、何が得意だったかを分析して自分の強みを見つけてみましょう。
これまでの経験から自分の隠れた強みを洗い出しアピールにつなげよう
職務経歴書には、経験したアルバイトのなかで特に長かったものや、応募先の仕事内容に関連性の高いものを中心に記載します。具体的にどのような業務をおこない、どのようなスキルが身に付いたかを書いていきましょう。
たくさんのアルバイト経験がある場合、すべてを詳細に書く必要はありません。短いものは省略しても構いませんが、たとえば接客業で合計何年といった形でまとめて記載することも可能です。
何気なく選んでいたアルバイトにも、実はあなたの強みが隠されている可能性があります。それを自己PRにつなげていきましょう。
フリーターで職務経歴書の書き方に迷っている人は、こちらの記事をチェックしてみてください。面接で好印象を残せる職務経歴書の書き方の例やコツを解説しています。
以下の記事でもアルバイト経験を職務経歴書に書く方法を詳しく解説しています。アルバイト経験をどう描くべきか悩んでいる人は、ぜひ読んでみてください。
次のQ&Aでは、フリーターから正社員になりたい相談者に向けて、キャリアコンサルタントが職務経歴書の書き方をアドバイスしています。併せて参考にしてみてください。
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