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面接で嘘をついたのですが落ちますか?
先日受けた面接で、少し見栄を張ってしまい、事実と異なる嘘を話してしまいました。今になって後悔しているのですがこのまま選考が進んだ場合、どうなってしまうのでしょうか?
もし採用されたとしても、後々嘘がバレてしまうのではないかと不安です。また、嘘をついてしまったことへの罪悪感もあります。
正直に打ち明けるべきかとも考えましたが、選考に落ちてしまう可能性が高いのではないかと躊躇しています。
もし、今後面接を受ける機会がある場合、二度と嘘をつかないためにはどうすれば良いでしょうか?
面接で嘘をついてしまった場合の最善の対処法と、今後の面接への向き合い方について、プロのキャリアコンサルタントの方にアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
嘘がバレたら選考への影響あり! 正直に答えるようにしよう
面接で嘘をついたこと自体が、直接的に不合格につながるわけではありません。
しかし、その嘘が、入社前のOB訪問などで発覚する可能性があります。また、入社後に発覚するリスクも当然あるでしょう。
就職活動が早期化している昨今では、企業との接点も増えるため、嘘が露見する可能性は高まっています。
このように非常にリスクが高いです。そして、仮に入社できたとしても、その後の自身のキャリアに傷がつく可能性があるため、嘘はやめたほうが賢明だと思います。
もし嘘が発覚した場合は、基本的に選考結果に反映されると思っておきましょう。
面接では事実をベースに表現を工夫してアピールすることが大切
いくら入社したい企業であっても、嘘をつくのは避けるべきでしょう。
自分をよく見せるためのブランディングとして、表現を工夫することは必要だと思いますが、実際にしていないことをしたというのはNGです。
たとえば、クラブ活動で「団体戦の補欠メンバーだったが、大会で活躍した」という話があったとします。
補欠メンバーとして登録されていた事実は問題ありませんが、重要なのは「どのように貢献したか」を具体的に伝えることです。
レギュラーでなくても、サポートする立場や補欠としての役割があり、それをきちんと果たしたことを伝えるのが重要となります。
事実と異なる部分が出てきてしまうような誇張は避けるべきだということです。
合否に影響を与える可能性もあるが企業に打ち明けることも視野に入れよう
罪悪感が非常に大きく不安な気持ちを抱えているのであれば、自身のため、そして企業のためにも、正直に打ち明けることを考えてみてはいかがでしょうか。
正直に話した結果、合否に影響がない場合もあれば、内容によってはマイナスの評価につながる可能性も否定できません。
一方で、「過ちを正直に報告できる誠実な人物だ」と評価される可能性もゼロではないと思います。
もちろん、「嘘をついた」という事実自体が選考に不利に働くリスクは頭に入れておく必要はあるでしょう。
嘘をついた事実としっかりと向き合うことが必要! 今後に活かそう
もし、このまま選考が進み内定を得られたとしても、その嘘を隠し通し、自分を偽ったという罪悪感を抱えながら、その会社で気持ちよく働き続けられるでしょうか。一度、その点をじっくりと想像してみてください。
その罪悪感に耐えうる覚悟があるのであれば、最終的な判断は自分で決めましょう。
今回抱えている罪悪感を「もう二度と経験したくない」と強く思うことができれば、それが何よりの教訓となり、今後の面接では誠実な姿勢で臨むことができるようになるはずです。
正直に話すかどうかは非常に難しい決断ですが、自身の心と向き合い、後悔のない選択をしてください。
こちらの記事では、就活で話を盛ることや嘘をつくリスクを解説しています。嘘は発覚すると大きなトラブルになる可能性があるため、嘘をつかないで内定獲得できる方法を理解して就活に臨みましょう。
次のQ&Aでも面接で嘘をついてしまった相談者にキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて確認してみましょう。
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