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面接で容姿は重要されますか?
就職活動の面接を控えています。実際のところ、面接において、容姿はどの程度評価に影響するのでしょうか? 容姿に自信がない場合、不利になることがあるのか教えていただきたいです。
また、面接で好印象を与えるためには、具体的にどのような点に気をつけるべきでしょうか? 服装や髪型だけでなく、表情や姿勢なども重要なのかも気になります。
容姿で不利にならないための対策や、好印象を与えるための具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
努力で改善できる「清潔感」に気を配ろう
容姿が重要視されるかどうかは、職種によって異なると考えます。たとえば、モデルのように外見が重要な職業がその例です。
しかし、容姿は生まれ持ったもので、簡単に変えられるものではありません。一方で、清潔感については自分で意識して整えることができます。
たとえば、服が汚れていないか、襟元がきちんとしているか、髪の毛や肌の手入れをしているか、爪が伸びすぎていないか、歯がきれいに磨かれているか、匂いに気を付けているかといった点に注意しましょう。
日本人は比較的匂いに敏感ではない可能性があるものの、やはり匂いも清潔感に大きく作用します。
立ち居振る舞いで好印象と信頼を築こう
また、笑顔や明るさ、立ち振る舞いも見られます。たとえば、ドアを通って入室したときの動作や座り方、声のトーンや大きさも印象に影響します。声が小さく聞き取りづらいと、どうしても印象が悪くなってしまいがちです。
さらに、ほどよい緊張感を持つことも大事だと言えます。あまりに慣れ慣れしい態度は良くない印象を与えることがあるため、挨拶がきちんとできるか、面接の場での気遣いができるかも見られるポイントです。
これらはすべて「容姿」ではなく、自分の努力でいくらでも改善できることです。そういった細かい部分に気を配る姿勢こそが、好印象を与える大切なポイントだと言えます。
生まれ持った容姿より清潔感や印象が大切
「容姿」という言葉にはさまざまな捉え方があります。正直なところ、生まれ持った顔立ちや外見そのものが重視される場面は、それほど多くないと感じます。
ただし、モデルやアナウンサーのように人前に出る仕事では、一般的に「美しい」「整っている」といった外見が求められることも否定できません。
つまり、特定の職業において、生まれ持った容姿が重要になることはあるということです。
美しさよりも立ち振る舞いと雰囲気を磨こう
一方で、そういった職種でなければ、生まれ持った容姿そのものが採用や評価に大きく影響することは少ないと言えます。それよりも大切なのは、「清潔感」や「身だしなみ」です。
たとえば、どんなに容姿が整っていても、靴がボロボロだったり、シャツにシワがあったり、香水の匂いが強すぎたりすると、印象は悪くなってしまいます。
男女問わず、こうした身だしなみの乱れは、容姿以上に影響が大きい傾向にあります。
また、第一印象という意味では、表情や姿勢も重要です。無表情よりも笑顔の方が印象は良く、猫背よりも背筋が伸びているほうが清潔感や誠実さが伝わります。
つまり、「生まれ持った容姿」ではなく、「自分の努力で整えられる見た目や振る舞い」が重視されるということです。そうした点に気を配ることが、印象を良くするうえで大切だと感じます。
次の記事では顔採用の実態について説明しています。顔採用の特徴や、選考を突破する方法、業界別の身だしなみの整え方を解説しているので、参考にしてみてください。
面接で気をつけるべき身だしなみやマナーについては、以下の記事で解説しています。面接を控えている人は事前に確認をしてみてくださいね。
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