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面接で「何のために働くか」聞かれたらなんと答えたらいいのでしょうか?
転職活動中の20代後半、女性です。先日受けた面接で、「あなたは何のために働きたいですか?」という質問をされました。
正直、明確な答えを用意していなかったため、当たり障りのないことしか言えず、面接官の反応も微妙だったように感じています。この質問は、転職の面接ではよく聞かれるものなのでしょうか?
面接官は一体どのような意図でこの質問をしているのでしょうか。また、この質問に対して、転職を成功させるためには具体的にどのようなことを答えるのが適切なのでしょうか?
キャリアコンサルタントの方、面接官に響くような回答のポイントや、答える際の注意点などがあれば教えてください。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「何のために働くか」は正直な思いで大丈夫! 自分の考えを整理しておこう
面接で「何のために働くのか」とたずねられた場合は、正直な理由で良いと思います。
「この仕事が好きだから」「働かないと生活できないから」といった理由でも問題ありません。
学生の場合、「親に迷惑をかけたくない、自立したいから」と答える人も多いです。
価値観を示すチャンス! 綺麗事より本音を伝えよう
あるいは、「社会の一員としてこういうことがしたいから」といった、より大きな視点からの回答も良いでしょう。
この質問は、応募者の内面的な価値観やパーソナリティを知るためのものなので、その会社の特定の業務内容と結び付ける必要はありません。
綺麗事を言うよりも、正直な思いを伝えるほうが、かえって共感を得られることもあります。
自分らしい言葉で熱意を伝えることが大切
面接で「あなたは何のために働きますか?」という質問をされると、どう答えるべきか悩んでしまいますよね。
このような抽象的な質問の場合、企業側の意図としては、応募者の仕事に対する価値観やモチベーションの源泉を確認したい、あるいは入社後定着可能性や仕事への熱意をみたいといった点が考えられます。
この質問に対しては、表面的な建前や誰かの受け売りのような言葉ではなく、正直な思いを自分の言葉で語ることが何よりも大切です。
無理に立派なことを言おうとする必要はありません。
回答の方向性としては、たとえば、「私にとって働くことは、自身の成長を通じて、社会の〇〇といった課題解決に貢献し、その実感を得ることです」といった、自己成長と社会貢献を結びつけるものが考えられます。
あるいは、「人や社会の役に立っているという実感を得られる〇〇のような仕事を通じて、自己実現をはかり、充実した人生を送りたいと考えています」という、仕事を通じた自己実現や人生の充実を挙げるのも良いでしょう。
また、「私の〇〇という特性や強みを活かし、貴社の〇〇という事業に貢献することで、より大きな達成感を得たいと考えています」というように、自身の強みと企業への貢献、そして達成感を結びつけるのも一つの方法です。
具体性と正直さが一番面接官の心に響く
これらの回答はあくまで一例です。
あまりに抽象的すぎると面接官もピンとこないので、自分の飾らない言葉で、なぜそう思うのかという背景や考えを深掘りすることが重要です。
また、学生時代の経験やこれまでの取り組みなど、具体的なエピソードや経験を交えて伝えることができると、より説得力が増し、好印象につながりやすいでしょう。
応募している企業の理念や事業内容と関連付けて語ることができれば、企業への理解度や入社意欲の高さを示すことにもつながると考えられます。
何のために働くのかと悩んでいる人は以下の記事を参考にしてみましょう。悩みに陥る根本的な原因から、悩みから抜け出す方法まで詳しく解説しています。
こちらの記事では面接で答えられないときの対処法や事前の対策ポイントを解説しています。面接を控えている人はチェックしておきましょう。
なんのために働くのかわからない人は、次のQ&Aも参考にしてみてください。同じように悩む相談者にキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。
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