Q
圧迫面接を受けたときはどのように辞退したら良いですか?
今現在、就活をしている大学生です。これから企業の面接が本格的に始まるのですが、企業から圧迫面接を受けた際は辞退して良いでしょうか?
というのも、周りの友人が圧迫面接を受けたようで、かなり落ち込んでいるのを見かけました。友人は内定をもらった後に辞退を申し出たそうです。
自分が圧迫面接を受けることはあまり考えたくないのですが、人格否定をしてくるような会社では長く働くことはできないと思っています。
自分が圧迫面接を受ける可能性もゼロとは言い切れないので、事前にどうしたら良いのか対処法を知りたいです。
もし仮に、圧迫面接をされてしまった場合、辞退していいのでしょうか? どう辞退すべきでしょうか?
適切な対処方法をご教示いただければ幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
圧迫面接だからといって特別な辞退の仕方はない
圧迫面接を受けたと感じ、自分がその会社で働きたくないと思えば辞退するのが良いでしょう。
どう辞退すべきかということですが、他の会社でも内定をもらった時に辞退することもあるかと思いますが、同じように断れば良いのです。特別何か気を付けて対応しなければならないということはありません。
圧迫面接であるかどうかにかかわらず、面接を受けた後、自分がその会社で働きたいと思えば承諾すれば良いですし、働きたくないと思えば辞退する、同じように考えれば良いわけです。
圧迫面接を受けたと感じたとしても、その会社の社風だからそれをわかったうえでその会社で「頑張るぞ」と思えれば別ですが、そうではなく、その会社に行くことに恐怖を覚えるのであれば、内定を承諾する理由はないと思います。
ただ、覚えておいてほしいのは、ビジネスの場において、曖昧な部分を突っ込んで繰り返し質問をするというのは悪意なく、普通におこなわれることです。それを面接の場で「圧迫面接だった」と表現しているケースもしばしば見受けられます。
圧迫面接を受けたなと感じた後、冷静に振り返り、本当に会社側に悪意を持って「圧迫してやろう」という意図があったのかというのは考えてみても良いと思います。
ベストアンサー
圧迫面接だと感じて入社したくなければ辞退しても問題ない
圧迫面接は、面接官が、否定的で意地悪な質問や威圧的な態度を取ることです。
圧迫面接を受けて納得がいかなければ選考を辞退しても構いませんが、圧迫面接と感じていながら、実は圧迫面接ではないことがあります。たとえば学生の回答が漠然としているとき、厳しい質問をして本質を見極めようとすることがあります。
またサービス業などでは、顧客からのクレームに耐えられるストレス耐性を見抜くために、厳しい態度で面接をおこなうこともあります。こういった面接では、「確かにそう思われるかもしれませんが……」と面接官の指摘を肯定したうえで、表情を変えずに自分の考えを述べるといいでしょう。
もちろん本質やストレス耐性を見極めるための質問や態度であっても、圧迫面接だと感じて入社したくなければ、選考を辞退しても構いません。
一方、明らかに人格や出身校を否定するような面接官であれば、辞退すべき企業でしょう。私が知っている例では、面接で出身校を馬鹿にされて、「後輩に同じ思いをさせたくない」といった気持ちで後日経営者に手紙を送ったところ、経営者から謝罪の言葉があり、内定をもらった人がいましたが辞退をしました。
圧迫面接を受けて納得できなければ、辞退しても構わないのです。
圧迫面接を受けて合わない企業だと感じたならば、選考を継続しても時間の無駄です。選考を辞退するタイミングは、面接中に「選考を辞退します」と言って出ても構いませんし、面接後にメールで選考辞退の連絡を入れることもできます。
面接を辞退する方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
圧迫面接については、こちらの記事で解説しています。実態や対策法を頭に入れて面接に臨みましょう。
こちらのQ&Aでは、最終面接で圧迫されたと感じる就活生に向けてキャリアアドバイザーが回答しています。併せてチェックしてみてください。
公務員に圧迫面接はあるのかが気になる人は、こちらのQ&Aを参考にしてください。
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