Q

公務員の圧迫面接について。圧迫面接は本当にありますか。

公務員を志望している大学4年生です。筆記試験を通過し、面接を控えております。

公務員では圧迫面接はないと聞いているのですが、さまざまな情報を見ると実は圧迫面接があるというような記載が見受けられました。

実際に公務員で圧迫面接はありますか? どういう圧迫面接があるのでしょうか......? なんて言われたりするのですか。

公務員の圧迫面接ではどのような対応をすれば合格できるのでしょうか。

公務員一本なので、面接をあまり経験をしてきておらず面接自体への不安感が強いのですが、それに加え圧迫感のある面接をされたら受かることができるのか非常に心配です。

そもそもなぜ公務員で圧迫面接をするのでしょうか......。

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キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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明確な説明や根拠を求める質問が圧迫面接に捉えられている可能性もある

公務員試験において基本的に圧迫面接は極めて稀だと言えます。

ただ、社会人として日常的にしている質問の仕方が、学生にとっては「追求されている」「怖い」と感じることはあるようです。

公務員には、あらゆる仕事に対して「説明責任」というものがつきまといます。納税者から集めた税金でサービスを提供しているわけですから、納税者に求められれば「こういう理由で、このようにしました」と明確な説明をしなければなりません。このような理由から、話の根拠や理由を明確にしない話し方は好まれません。

面接でも「その理由は?」「◯◯とはどういう意味ですか?」と聞かれることもあります。それが追求されているような感覚で「圧迫面接」と感じる人がいるのかもしれません。

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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厳しい質問や指摘にも冷静に対応しよう

圧迫面接は、ストレス耐性を見極めるだけでなく、応募者の回答があいまいで信憑性を感じられないときなどになされます。厳しい質問や指摘を圧迫面接と捉えるかは、応募者の受け取り方によっても違います。この点から考えれば、公務員試験でも厳しい質問や指摘をおこなうケースはあります。

圧迫面接の対応として、いきなり面接官の指摘を否定するのではなく、少なからず該当しているならば、まず肯定したうえで考えを述べるといいでしょう。

いきなり「違います!」と回答すれば、面接の雰囲気が悪くなります。「確かにそう思われるかもしれませんが……」と伝えたうえで、自分の考えを述べてください。

厳しい指摘をする場合、採用したいからこそ確認をしたいケースがありますので、回答時の表情もムッとするのではなく、顔色を変えず「これが圧迫面接か」と冷静に対応すると良いでしょう。

圧迫面接の予防法と対処法はこちらの記事で解説しています。もし圧迫面接だと感じても、面接官の意図を理解し、上手に切り抜けましょう。

最終面接で圧迫された……と悩んでいる人は、こちらのQ&Aで最終面接で圧迫されたときの対処法や心構えを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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