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面接の待ち時間は何をすれば良いですか?
今度初めての面接を控えています。
面接当日、会場に早く着きすぎた場合や、受付後に待つ時間がある場合、どのように過ごすのが良いのでしょうか?
面接に向けて最終確認をしたい気持ちもありますが、何をすれば効果的なのかわかりません。逆に、待ち時間でやってはいけないことなどはありますでしょうか?
落ち着いて面接に臨むために、待ち時間の過ごし方についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接の待ち時間も自分の印象をアピールするチャンス!
面接の待ち時間は、選考の一部ととらえ、油断せずに過ごすことが大切です。
早く到着し、もしほかに一緒に選考を受ける学生がいる場合は、受付を済ませた後の控え室で挨拶や「緊張しますね」といった軽い雑談を交わすことは問題ありません。
場の雰囲気を和ませ、あなた自身の緊張をほぐすだけでなく、自然なコミュニケーション能力や協調性を示す機会にもなり得ます。
ただし、大声で話し込んだり、個人的な情報を聞き出したりするのはNGです。周囲への配慮を忘れず、節度ある振る舞いを心掛けましょう。
企業情報や自分の回答などを最終確認しながらマナーを守って待機しよう
自分1人の場合や周囲が静かにしている状況であれば、すでに提出しているエントリーシート(ES)のコピーや企業のパンフレットを持参し、それに静かに目を通したり、あるいは想定される質問と回答を頭のなかで整理したりしながら待ち時間を過ごすと良いと思います。
最も避けたいのは、スマホを長時間操作したり、大音量で音楽を聴いたり、あるいはほかの企業の資料を広げたりする行為です。
これらは集中力がない、あるいは志望度が低いと誤解される可能性があり、社会人としてのマナーを疑われることにもつながります。
面接の待ち時間は、控え室での姿も見られているという意識を持ち、落ち着いた態度で面接本番に向けて集中力を高めていくことが重要です。
待ち時間から評価は始まっている意識で静かに待つのが無難
面接の待ち時間も評価の対象とされ、採用担当者に見られている可能性があります。そのため、面接は控え室に入ったときから始まっているという意識を持つことが大切です。
話す要点をまとめたノートやメモを見返している姿は、準備をしっかりしているという印象を持たれることもありますが、面接直前まで必死に読み込んでいると、かえって「落ち着きがない」「余裕がない」とみえる可能性もあります。
そのため、待ち時間のなかでも面接の最終確認は早めに済ませましょう。
もっとも良いのは、確認を終えた後は特に何もせず、正しい姿勢で前を向いて静かに待っていることです。その堂々とした態度は、自信や落ち着き、そして面接に対する真剣さの表れとして、良い印象を持たれる可能性が高まります。
スマホ操作はNG! 落ち着いた態度で面接に誠実に臨む姿を示そう
面接の待ち時間の行動としてもっとも避けるべきことは、スマートフォンの操作です。
「公私の区別がついていない」「集中力がない」と判断されるだけでなく、情報漏洩などを気にする企業からは、危機管理意識が低いと思われる可能性さえあります。
電車内のようなくつろいだ感覚でいるのは禁物です。軽く要点を確認した後は、頭のなかで話すことを整理しながら静かに待つのが最も評価される待ち時間の過ごし方だと私は思います。
待ち時間だけでなく、面接全体を通してマナーが存在します。以下の記事では面接時のマナーについて解説しているので、これから面接を控えている人は一度チェックしておきましょう。
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