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面接で、実績がないことをどう伝えれば良いでしょうか?
これまでの人生のなかで、面接でアピールできるような目立った実績がありません。
部活や学業も人並みで、自信を持って話せる成果がないと感じています。面接官はやはり、具体的な実績を重視するのでしょうか? 実績がない場合でも、自分の強みやポテンシャルをどのように伝えればよいか悩んでいます。
たとえば、目標に向けて努力する姿勢や、課題解決のために工夫した経験などを話しても評価の対象になるのでしょうか?
実績がないことを正直に伝えたうえで、入社意欲や成長意欲を効果的にアピールする方法があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
本当に実績はない? 小さな成果にも目を向けよう
「アピールできる実績がない」と感じている時点で、自己分析が十分にできていない可能性があります。就職活動において、必ずしも「目立った実績」がすべてではありません。
実際、誰もが驚くような華々しい実績を持っている学生はごくわずかです。「国民体育大会で優勝した」「高校時代にインターハイや甲子園に出場した」「全国大会で優勝した」といった経験をしている学生は、ほんの一部に過ぎません。
まわりの学生がこのような「派手な経験」を持っていると感じているかもしれませんが、実際には多くの学生がそうした経験を持っていないなかで、自分なりの経験や努力をアピールしているのです。
自分なりの成功体験を探そう! 頑張れた理由にアピールのヒントが隠れている
つまり、「国体で優勝した」といった特別な実績である必要はありません。小さなことであっても、努力を重ねた経験や、何らかの成果を上げた経験は、誰にでもあるはずです。
企業が知りたいのは、あなたがどのように努力を重ねてきたのか、どのようにモチベーションを維持してきたのかといった、あなたの人となりです。
たとえば、1年間に100冊の本を読んだこと、大学を一度も休まずに通ったこと、一生懸命取り組んだレポートが高く評価されたことなども、立派なアピール材料になります。
自分では「たいしたことではない」と感じている経験でも、他人から見れば評価に値する経験である可能性があります。まずは、そういった経験を振り返ってみることから始めてみてください。
目立った経験でなくてもOK! 企業側の考えを知って対策しよう
すべての学生が目立った実績を持っているわけではありません。むしろ、目立った経験がない学生の方が圧倒的に多いのが現実です。
だからこそ、企業も学生が思っているほど「実績の大きさ」や「結果の有無」だけを重視しているわけではないと理解しておきましょう。
その経験の「過程」から自分らしさや意欲をアピールしよう
評価されるのは、実績そのものよりも、そこに至るまでの過程や姿勢です。
たとえ思うような成果が出なかった経験であっても、「どのように取り組んだのか」「何を考え、どんな工夫をしたのか」といったプロセスをしっかり伝えることで、その経験は立派なアピール材料になります。
仮に結果が出なかったとしても、「なぜ成果につながらなかったのか」を自分なりに分析し、そこから何を学んだのかを語れると、企業はあなたの成長意欲や思考力を高く評価してくれます。
結果は、自分の力だけではどうにもならないこともあります。しかし、プロセスはあなたの行動や考え方で大きく変わるものです。
だからこそ、多くの企業は「結果」よりも「取り組み方」や「考え方」に注目していることを、ぜひ覚えておいてください。
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