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短所で飽きっぽい性格を答える場合の注意点を教えてください。

私の短所は飽きっぽいところだと自覚しています。熱中しても、すぐに興味が薄れてしまい、長続きしないことが多いです。

就職活動の面接でこの短所を正直に伝えると、やはりマイナス評価につながってしまうのでしょうか? それとも、飽きっぽい性格はそもそもダメで、別の短所を伝えた方が良いのか悩んでいます。

もし飽きっぽさを伝える場合でも、少しでもポジティブに受け取ってもらえるような言い方や、効果的なエピソードがあれば教えていただきたいです。

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キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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短所の内容とともに「改善の姿勢」を伝えよう

短所に関する質問で最も避けたいのは、「短所が思いつきません」と答えてしまうことです。どんな短所でも、きちんと自己理解ができており、それを改善しようと努力している姿勢が伝われば、大きなマイナスにはなりません。

見方を変えれば改善策が見えてくる! ポジティブな改善意欲を示そう

「飽きっぽい」という性格も、見方を変えれば強みに変えることができます。

「飽きっぽいからこそ、さまざまな視点に関心を持ち、新しい発想を生み出すよう心がけている」といったように、ポジティブな側面に着目して伝えることが大切です。

単に「飽きっぽい性格です」とだけ述べてしまうと、仕事を途中で投げ出してしまう印象を与えかねません。

ですが、「飽きっぽさを感じながらも、やり方を工夫することで物事を継続できるようにしている」と補足すれば、前向きに取り組む姿勢が伝わります。

場合によっては、「飽きっぽい」という表現を「好奇心が旺盛」や「新しいことに意欲的」といった言葉に言い換えることも効果的です。言葉の選び方ひとつで、相手に与える印象は大きく変わります。

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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飽きっぽい性格が仕事に影響しないか見極めて伝えよう

「飽きっぽい性格」は、短所として伝えても問題ありません。社会人の中にも自覚している人は多く、それだけで大きなマイナス評価を受けることは少ないでしょう。

ただし、その特性が足かせになるような環境であれば、短所として伝えるべきではありません。

大切なのは、その短所がどんな仕事にどう影響するかを理解し、自分に合う環境を見極めることです。飽きっぽい性格が合わない企業であれば、選考を見送ることも一つの手だと言えます。

たとえば、飽きっぽい性格の人が、同じ作業を淡々とこなすような仕事に就くと、モチベーションを維持するのが難しくなりがちです。一方で、常に新しいことに挑戦するような職種であれば、その性格がプラスに働くこともあります。

また、「飽きっぽい」とは裏を返せば「好奇心が旺盛」「新しいことに敏感」とも言えます。そうした特性を活かせる環境であれば、十分に活躍できます。

短所=欠点ではない! 企業との相性を見極めよう

短所は「悪いところ」ではなく、「特性のひとつ」です。

たとえば、足が速い・遅いという違いも、競技によって活かされる場面は異なります。どれだけ足が速くても、ゴルフのように足の速さが求められない競技では、その強みが大きく活かされることはありません。

同じように、「飽きっぽい性格」も、企業の文化や仕事の内容によっては武器になります。そうすれば、たとえ飽きっぽいとしても、企業で活躍できる可能性があると言えます。

心配性という短所もあるという人は、こちらの記事を参考にすると面接で周囲と差を付けられます。

自己紹介で上手くアピールしたいという人は、3分の自己紹介で人事に刺さる話し方をこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。

長所についてもアピール方法に悩んでいるというときは、こちらのQ&Aもチェックしましょう。

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