まず、「面接に落ちまくっている」と感じる場合、それが具体的に何社なのかを客観的に見ることが大切です。

ご本人は「落ちまくっている」と感じていても、詳しく聞くと3社程度の不採用であるケースも少なくありません。そのくらいであれば、就職活動においてはごく一般的な範囲です。

面接に通らないことは、能力不足ではなく、単にその企業との相性が合わなかっただけだととらえましょう。あなたに合うところにまだ出会えていないだけです。

一人で抱え込まないで！ 第三者に頼ろう

そのうえで、自分の伝え方に改善点がないかを振り返ることは必要です。もし何十社も続けてうまくいかない場合は、自分一人で原因を見つけるのは難しいかもしれません。

その際は、大学のキャリアセンターや「キャリアパーク！ 就職エージェント」などのエージェントサービスなどの第三者に協力してもらい、客観的な視点からアドバイスをもらうことを検討してください。

精神的につらいときほど、一人で抱え込まずに誰かを頼ることが、結果的に近道になります。

就職活動で面接に落ち続けると、誰でも精神的に不安定になり、自分を責めてしまいがちです。

しかし、それは決してあなた一人の問題ではありません。まずは無理をしすぎないことが大切です。

一人で抱え込まず、大学のキャリアセンターの職員や就活エージェントの担当者、あるいは信頼できる友人や家族に今の気持ちを正直に話してみましょう。

客観的な視点から具体的な改善点についてフィードバックをもらうことで、道筋が見えてくることもあります。周りを頼る勇気を持つことが、ゴールへの近道になります。

小さな成功体験を積み重ねが就活でも自信となる

精神的なバランスを保つためには、意識的に就職活動から離れる時間を作ることも重要です。

趣味に没頭したり、友人とおいしいものを食べたりと、心からリフレッシュできる時間を確保しましょう。

また、日々の生活のなかで自信を少しずつ回復させる工夫も効果的です。

たとえば、一日の終わりにその日できた「良かったこと」をノートに書き出す習慣を持つのもおすすめです。

そうすることで、着実に前に進んでいる感覚を得られ、次の面接に臨むエネルギーを充電できるはずです。