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自己PRと志望動機は内容がかぶっても良いですか?

自己PRと志望動機を考えているのですが、どうしても内容がほとんど同じになってしまいます。これって問題ないのでしょうか? またそもそも採用担当者の方は、応募者の自己PRと志望動機で、どのような点を見ているのでしょうか?

それぞれの内容から伝えたい自分の強みも同じです。それぞれの項目で、具体的にどのような点を意識して差別化すれば良いか、アドバイスをお願いします。

できれば具体的な例を交えて教えていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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同じエピソードでもOK! 質問の意図に沿った切り口で話そう

自己PRと志望動機の内容は、重複しても問題ありません。なぜなら、自己PRと志望動機は、それぞれ異なる意図を持った質問であり、求められている内容にも違いがあるからです。

過去のエピソードから、自分の能力や強みをアピールするのが自己PRです。一方、志望動機は「なぜこの会社に入りたいのか」を伝える場所であり、自分の強みが志望先の企業でどう活かせるかを伝えるのがメインになります。

つまりたとえ同じエピソードを選んだとしても、まったく同じ話を2回することにはならないのです。

異なる視点で一貫性を伝えて強力な自己アピールを作ろう!

むしろ、同じエピソードを使うことで、一貫性をアピールすることもできます。

自己PRと志望動機の内容を比較したときに、描かれる人物像が一致していれば、それは大きなアピールポイントとなります。採用担当者に強い印象を残すことができるため、一貫性のあるエピソードを選びましょう。

ただし、まったく同じ内容を伝えるのは避けてください。それぞれの質問の意図を理解し、別の角度から自分の魅力をアピールする意識を持って取り組むことが大切です。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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自己PRと志望動機で焦点を変えないと不合格のリスクも

ほとんど同じ内容でよければ、両方に書いたり読ませたりする必要はないのではないか、というのが率直な感想です。そのため、同じエピソードを元にする場合でも、自己PRと志望動機では焦点を当てるポイントを変えるべきです。

完全に同じ内容を記載してしまった場合、「設問をよく読んでいない」「手抜きの内容を出している」と勘違いされてしまう恐れもあります。企業によっては、そこで不合格になってしまう可能性も否定できません。

ほかのエピソードも探しつつ志望動機と自己PRで視点を変えて話そう

私が支援した学生のなかには、学生時代のおもな経験がライターとしてのインターンシップだけだった人がいました。

その際も、志望動機では「インターンを通じて業界への思いが強くなった点」を、自己PRでは「インターンでの具体的な成果」をアピールするなどの工夫をしていました。

志望動機では企業への入社意欲を、自己PRでは企業への貢献性の高さを伝えるなど、切り口を分けることが重要です。

ただし、すべてのエピソードを同じ経験だけで構成してしまうと、「大学生活で頑張ったことはそれだけなのか」と疑問を持たれる可能性もあります。大学以前の経験から、似たエピソードを探しておくなど対策が必要です。

そもそも自己PRはどのような書き方をすると良いのでしょうか。こちらの記事で例文付きで解説しています。

志望動機が思いつかないという場合は、こちらの記事をチェックしましょう。やりがいをテーマにした志望動機を例文付きで解説しています。

どうしても上手く志望動機が思い浮かばないというQ&Aに対して、アドバイザーが解説しています。

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