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公務員が安定しているというのは嘘なのでしょうか?
私は就職先として公務員も視野に入れているのですが、「公務員は安定している」というのは本当なのでしょうか?
倒産のリスクが低いという点では安定していそうですが、部署によっては残業が多かったり、異動が頻繁にあったりもすると聞きます。
そう考えると、残業によって拘束時間が多いことや、異動で環境がコロコロ変わることは、安定とはかけ離れているようにも思えます。
皆さんは公務員の安定性についてどう思いますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
長期的な安定がある一方で業務の特性上の苦労も伴う
給与面や終身雇用の観点から言えば、安定していると言えます。なぜなら、長期的な雇用が見込めるため、収入の変動が少なく将来設計が立てやすいからです。
一方で、残業や異動が多いことも事実で、これは公務員がさまざまな部署を経験する特性上、避けて通れない部分でもあります。慣れない業務に対応することも多いため、残業が増えてしまうケースが多いのです。
「安定」の定義は人それぞれ! 自分軸で判断しよう
以上のように、公務員の仕事には安定した面も多い一方で、部署異動や業務内容の変化に伴う負担もあります。そのため、質問者さんにとっての「安定」の定義を明確にしてから職種を選ぶようにしてみてください。
質問者さんの場合、長期的な安定よりも、日々の業務に対して一定のモチベーションで取り組める安定を求めている可能性が考えられます。
世間で言われている「安定」に惑わされず、自分自身が職場に何を求めていきたいのかを考えるようにしましょう。
「安定」の本質を見極めて自分に合うか考えよう!
「公務員が安定している」という言葉の「安定」が何を指しているのかを考えることが大切です。民間企業と比較した場合、公務員は相対的に安定していると言えます。
景気の動向に給与が左右されにくい点や、福利厚生といった待遇面がしっかりと整備されている点は大きな魅力です。また、基本的に定年まで働き続けられるという雇用の安定もあります。
働き方の実態も理解してミスマッチを防ごう!
一方で、組織である以上、部署によっては残業が多くなったり、定期的な人事異動があったりするのも事実です。これはどの公務員か、どの職種かによって大きく異なります。
そのため、質問者さんが仕事に対してどのような「安定」を求めているのかによって、公務員という選択が合うかどうかは変わってくる可能性が高いです。
「公務員は安定している」という言葉の実態について以下の記事で解説しています。まだ安定しているかどうか腑に落ちない人はこちらの記事もチェックしてみてください。
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