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面接対策をしないとどうなりますか?
面接のゴールは自分と企業のマッチングだと思うのですが、そう考えるとあえて対策しないほうが良いんじゃないかと思っています。ただ、周りの友人は回答を準備している人が多いので、念のため専門家の皆さんにお聞きしたいのですが、面接の対策をしないとどうなりますか?
一度自分でやってみろという話だと思うのですが、最初に控えているのがまあまあ志望度の高い企業なので、相談させていただきたいです。
自分としては、あえて対策をしないほうが素を出せてうまくいくんじゃないかと思っています。
対策しない人を見てきた方がいれば、どんな結果になったのか教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
準備ゼロは危険! 自分の魅力を伝えきれない可能性あり
たしかに質問者さんの言う通り、就職活動は企業とのマッチングの場であることは事実ですが、対策をしないで面接がうまくいくかどうかは、また別問題です。結論として、適切な準備は必要だと考えています。
面接への準備をまったくしない状態では自分の魅力を100%伝え切ることはできません。
どんなに得意なことであっても、下準備を怠ると失敗する可能性は高まりますよね。
面接では緊張することもあるわけで、そうした状態で質問の意図を瞬時に理解し、自分の考えを的確に言語化できるという保証はありません。緊張する状況下であなたの実力を100%発揮するためにも、やはり面接対策は必要不可欠なのです。
対策は「方向性」が大切! 丸暗記ではなくキーワードでの回答準備をしよう
ただし、準備はどのようにおこなうかが非常に重要です。たとえば、想定される質問に対して回答を文章で丸ごと用意し、それを暗記していくようなやり方は、本質的な対策方法とはいえません。
私がおすすめしたいのは、伝えたいことの「キーワード」だけをいくつかリストアップしておき、それらを元に、その場で自分の言葉で組み立てて話せるようにしておく、というものです。
面接における対策とは、自分を偽るためのものではなく、あなたの魅力をよりわかりやすく、的確に相手へ伝えるためにおこなうものなのです。
面接対策は必須! 怠ると自分の能力を低く評価されるリスクも
もちろん面接の場で素を出すことは大切ですが、「素を出す=面接対策をしない」ということではありません。
素の自分を相手に正しく知ってもらうためには、それをしっかりと伝えられるための準備が必要なのです。
自分の言葉で自然に話せるようになるまで対策して面接に臨もう
言いたいことがうまくまとまらなかったり、緊張して思ってもいない言葉が出てしまったりして、結果的に評価を下げるリスクがあります。
特に志望度が高い企業であればあるほど、「この人は本気度が低いな」「言語化能力が低いな」と思われてしまうと、せっかくのチャンスを棒に振ることになりかねません。
自分の魅力を相手に伝わるかたちで整えるための準備、つまり対策はしっかりおこないましょう。
ただし、就活でおこなうべき面接対策とは、ガチガチに文章を作ってそれを暗記することではありません。質問項目に対して伝えたいポイントを絞り、自分の言葉で自然体で話す練習をすることが大切です。
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