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退職理由で家族の病気と嘘をついても良いのでしょうか?
転職活動で退職理由を聞かれた際、「家族の病気」というのは、本当の理由でなくても使っても良いのでしょうか?
本当の退職理由は人間関係の悩みやキャリアチェンジなのですが、正直に話すと選考に不利になるのではないかと不安です。家族の病気であれば、面接官も理解を示してくれるのではないかと思ってしまいます。
しかし、嘘の理由を伝えることに抵抗があるのも事実です。もし嘘がバレてしまった場合、どのようなリスクがあるでしょうか?
また、家族の病気以外で、面接官に理解してもらいやすい退職理由があれば教えてください。
もし、正直に話す場合、どのように伝えればネガティブな印象を与えずに済むのか、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
退職理由の嘘は危険! バレたときの大きなリスクを考えよう
結論、事実と異なる理由を伝えることはお勧めできません。面接で深掘りされた際の追加質問や、入社後の書類提出などで話の整合性が取れなくなり、自身の信用を大きく損なうリスクがあるでしょう。
「本音がネガティブで話しにくい」と感じる場合でも、伝え方を工夫すれば大丈夫です。経験をポジティブな学びに転換して伝えることを意識しましょう。
たとえば、人間関係の悩みが理由の場合、「人間関係の経験から学んだ教訓を活かし、次の職場では〇〇という点を重視したい」というように、ポジティブな学びに転換して伝えるほうが安全です。
ネガティブな本音は学びに転換! 前向きな理由を伝えよう
もし、より前向きな理由を主軸にしたい場合は、 「キャリアの専門性を、より一層深めたいと思いました」 「裁量の大きな環境で、新たな挑戦がしたいと考えました」 といった代替例も使いやすいでしょう。
どのような理由を伝えるにしても、前職への配慮は大切です。
話の最後に、「前職では本当に良い経験をさせていただきましたが、〇〇という観点から、△△を追求するには環境を変える必要があると判断し、転職を決意いたしました」といったフレーズを添えることで、角が立つことなく、円満な印象を与えることができます。
嘘はNG! 退職理由はポジティブに変換して伝えよう
転職面接での退職理由についてのご質問ですね。
結論からいうと、「家族の病気」といった嘘の理由を伝えることはお勧めしません。できれば、本当の理由をポジティブな言葉に言い換えて、誠実に伝えるのが最善です。
たとえ本当の理由が人間関係の悩みやキャリアチェンジであったとしても、それを前向きな転職動機として語ることは十分に可能でしょう。
たとえば、「前職での経験を通じて〇〇という学びや気づきがあり、次のステップとして、貴社で△△というキャリアを築きたいと強く思うようになりました」というように、未来志向のストーリーとして構成するのです。
このほうが、話全体に一貫性が出て、仕事へのやる気も効果的に伝わるでしょう。
誠実な姿勢が信頼を築く! リスクを理解して正直に伝えよう
「嘘がバレることはあるのか」という点ですが、可能性は低いもののゼロではありません。万が一、嘘だと分かれば当然マイナスの印象につながります。
そして、それ以上にリスクなのは、面接官に「この話は本当だろうか?」と疑念を抱かせてしまうことです。一度でもそう思われると、あなたのほかの発言すべての信憑性が揺らぎ、選考全体が著しく不利になる可能性があります。
嘘をつかないほうが、最終的には自身のためになるのです。誠実な姿勢で、前向きな転職理由を伝えられるよう準備しましょう。
嘘の退職理由を伝えることには大きなリスクがあります。以下の記事では嘘をつくことのリスクやスムーズに退職するための方法などを解説しています。
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