Q
Webマーケティングの仕事に将来性はありますか?
私はWebマーケティングの仕事に興味があります。インターネットが身近になった今、個人的にWebマーケティングには将来性を感じています。ただ、実際のところどうなんでしょうか? 市場規模や需要など伸びているのでしょうか?
最近はAI(人工知能)がどんどん進化しているので、WebマーケティングのようなIT系の職種もなくなるのではないかと心配しています......。
また、Webマーケターとして長く活躍したいと考えているのですが、活躍し続けるにはどんなスキルが必要になるのでしょうか? 専門家からアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
Webマーケティングは今後も大きな成長が見込まれる
まずWebマーケティングの将来性についてですが、インターネットの普及とともに、Webマーケティングの需要は確実に増加していきます。Webマーケティングは、企業が消費者と直接対話し、製品やサービスを効果的に宣伝するための主要な手段となっています。
市場規模も拡大し続けており、特にオンライン広告やSNSマーケティング、SEOなどの領域では大きな成長が見られていて、今後も市場規模は伸びていくでしょう。
次に、AIの進化による職種の変化についてですが、たしかにAIは多くの業界で変革をもたらしています。しかし、Webマーケティングのようなクリエイティブな職種は、AIによって完全に置き換えられることはないと考えられています。
AIはデータ分析や効率化を助けますが、戦略立案やクリエイティブなコンテンツ作成など、人間の感性や洞察力が必要な部分は人間の方が優れているからです。
今後は、人間がAIを活用してマーケティング活動をより効果的におこなうという能力が求められることになるでしょう。
Webマーケターとして活躍するための5つのスキルを身に付けよう
最後に、長期的にWebマーケターとして活躍するために必要なスキルを5つ紹介しますね。
1つ目は、デジタルマーケティングの基本知識です。特にSEO、SEM(検索エンジンマーケティング)、SNSマーケティング、コンテンツマーケティングなど、各種のデジタルマーケティング手法についての理解が必要です。
2つ目は、データ分析能力です。Webマーケティングはデータ駆動型であるため、データを分析し、それを戦略に反映させる能力が求められます。
3つ目は、クリエイティブ思考です。ユニークで魅力的なコンテンツを作り出すためのクリエイティブなデザイン思考を含む思考力が必要です。
4つ目は、コミュニケーション能力です。チーム内外とのコミュニケーションを円滑におこなうためのスキルも重要です。
5つ目は、学習意欲です。デジタルマーケティングは日々進化しているため、新しい知識や技術を学び続ける意欲が必要です。
以上のスキルを身に付けて自己成長を続けることで、Webマーケターとして長期的に活躍することが可能です。
Webマーケティング業界の売上高は伸びている
Webマーケティングは、自社のサービスや商品への購入につなげるためにWeb上で集客し、集客施策やアクセス解析のほか、リピーター獲得のための施策を実施する仕事です。
インターネットが普及している中で、Webで企業がユーザーにアピールをおこなうWebマーケティングの重要性は年々増加しています。
特にインターネット広告は、前年を上回る売上高で伸びており、今後も成長が見込まれます。市場拡大の要因はスマートフォンの普及のほか、検索連動型広告や動画広告など、広告の種類が多様化していることも要因でしょう。
今後AIを活用したキャンペーンに最適な時期の予測やコンテンツの分析など、AIによる分析や改善はおこなわれていくでしょう。AIによってWebマーケティングがなくなるのではなく、AIを活用したより精度の高いマーケティングがおこなわれていくようになると考えられます。
Webマーケターとして活躍するためには、成果につながるマーケティング実績を積んでいくことが重要です。そのためには、マーケティング知識や、解析や統計に関する知識、そしてSEMに関する知識が必要でしょう。
未経験なら資格取得に向けて勉強をしよう
もし未経験からスタートするならば、マーケティング知識を学べるマーケティング・ビジネス実務検定やネットマーケティング検定、データを客観的に判断できる能力が身に付く統計検定、SEMの実践力を高めるためにGoogle Ads CertificationsやYahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験などを受けてみると役立ちますよ。
マーケティング職の詳細については以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
IT業界を志望している人は、志望動機をしっかり答えられるようにならなければいけません。こちらでIT業界にフォーカスした志望動機の作り方を解説しているので、参考にしてください。
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