Q
EC業界が今後どうなっていくのか教えてください。
私はよくECサービスを利用していて、生活に大きな影響を与えているEC業界にすごく興味を持っています。EC業界で働いてみたい気持ちもあるので、EC業界が今後伸びていくのかどうかを知りたいと思いました。
EC業界はスマートフォンが普及して伸びましたが、今後はどうなっていくのでしょうか? 業界研究に役立てたいので、EC業界で流行っているトレンドなどがあれば、話を聞かせてほしいです。
また、もしEC業界の課題点などもありましたら、教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ECサイトの需要は今後も伸びていくことが予想される
EC業界は確かにスマホの普及により大きな成長を遂げましたが、その成長はまだ続いていて、今後も伸びていく可能性が非常に高いといえます。
特に新型コロナウイルス感染症の影響で、より多くの人がオンラインショッピングを利用するようになり、その結果EC業界は大きな成長を遂げました。
また、新たなテクノロジーの導入、たとえばAI(人工知能)やVR(バーチャルリアリティー)などがEC業界にも影響を与えており、バーチャル試着やAIチャットボット、VRショッピングなどの新たなビジネスモデルやサービスが生まれてきています。
次に、EC業界で流行っているトレンドについてですが、1つはパーソナライゼーションです。AIを活用した商品推薦や、個々のユーザーの購買履歴に基づくパーソナライズされたマーケティングがおこなわれています。
また、サステナビリティも重要なトレンドとなっています。環境に配慮した商品やパッケージ、またはCO2排出量を抑えるための配送方法などが求められています。
EC業界の課題は物流とセキュリティ対策
最後にEC業界の課題点についてですが、1つは物流の問題です。現在オンラインショッピングの増加にともない、配送の負荷が増大しています。これに対応するためには、効率的な物流システムや新たな配送方法の開発が求められています。
また、セキュリティも重要な課題です。ユーザーの個人情報を守るために、常に最新のセキュリティ対策を講じる必要があります。
しかしこれらは新型コロナウイルス感染症の影響下で起こってきたものが大半です。EC業界は常に変化し続けている業界なので、最新の情報を常にチェックすることをおすすめします。
ベストアンサー
今後はAIを活用したECが増えていく
EC業界は、ショッピングサイトの立ち上げの難易度や経費が大幅に下がり、日本国内だけでなく海外まで商圏を広げています。そしてそれがEC業界の拡大につながっているのです。
EC業界のBtoB(企業から企業)やBtoC(企業から個人)は、いずれの市場も規模は増えているので、今後も成長を続けて売上増が見込めます。加えて今後は、AIによる分析により戦略的な販売が可能になり、AIを活用したECが日本で増えていくことが予想できます。
EC業界のトレンドとしては、ECサイトでボイス検索機能が増えていくだけでなく、ブログなどのSNSを活用したコンテンツマーケティングによるECサイトへの取り込みがこれまで以上に普及していくと考えられます。
また決済方法も多様化して、クレジットや代引き決済だけでなくキャリア決済やコンビニ決済など消費者のニーズに合わせた決済方法が可能になっています。また国境を越えた海外のeコマースである越境ECサイトの存在感も強まっているのです。
配送料値上げによる影響がEC業界の課題
一方で、EC業界の課題は、配送料の値上げによる影響です。配送料が無料のECサイトもありますが、ガソリン高騰や配送スタッフの労働問題による配送料値上げが今後ECサイトで影響してくる可能性があるでしょう。
また個人情報を漏洩させてしまえば、信用力を失い業績が悪化するリスクもあるので、情報の取り扱いについても慎重におこなうべきだと考えられます。
EC業界は大きな括りでいうとWeb業界に含まれます。こちらの記事ではWeb業界の将来性やサービスなどに詳しく紹介しているので、EC業界志望の人も参考になる内容となっています。ぜひ業界研究に役立ててみてください。
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