Q

インターンに何社も落ちるのはやばいですよね?

インターンに10社以上応募しましたが、どれも落ちまくっていてつらいです。なんで落ちるんでしょうか......。倍率も高いと聞きますが、実際どれくらいなんですか?

今後は応募数を増やすべきなのか、そもそも書類に問題があるのか、よくわからなくなってきました。せめて1社くらいは参加したいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

インターンに落ちるってことは、本選考はもっとやばいですよね? これから挽回する方法があれば知りたいです。

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質問日 :

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あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

ベストアンサー

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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人気企業の倍率は高いので分散するのもおすすめ

インターンの倍率は公表されていませんが、中小企業などを含めた全体の倍率は2倍程度で、大企業や人気企業であれば100倍を超えると言われています。

対策として、大企業などに絞って応募している場合は、企業規模などにこだわらず応募してみるべきでしょう。

ただし、インターン選考に落ちても本選考で採用されるケースはあります。インターンの受け入れ人数が少ないこともありますし、インターンはエントリーしやすいため応募者が多く、本選考より選ばれにくいケースもあるでしょう。

またインターンに参加したからといって、本選考で必ず有利になるわけではありません。インターンに参加して悪い評価を受けてしまえば、本選考で採用につながらないケースもありますよ。

インターン選考のポイントをもう一度確認しよう

インターン選考で提出するエントリーシート(ES)は、応募企業が求めている人材を見極めたうえで、自己PRや志望動機を作成しましょう。

どの企業にも当てはまる内容だと、多くの応募者から選ばれるのは難しいです。インターンを通過した先輩社員のESなどを見つけて参考にしても良いですね。

インターンに参加する目的を明確にしたうえで、その企業で習得したいことなどを整理してエントリーしましょう。選考の面接も同様に、応募企業だからこそインターンに参加したい理由や、応募企業で発揮したい能力などを具体的に伝えることがポイントです。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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インターン参加への競争は年々激しくなっている

インターンの参加率は年々高くなっており、2024年卒学生のインターンや1Day仕事体験の参加率は81.8%で、前年に引き続き高水準となっていることがマイナビの2024年卒大学生広報活動開始前の活動調査で公表されています。

この数字から考えると、インターンに参加すること自体の競争が激しくなっていることがわかります。

10社以上の応募ですべて落ちる場合は、書類に何らかの問題がある可能性が高いです。そこでまずは、応募書類の見直しをしてみましょう。

履歴書やESの内容を、キャリアコンサルタントなどの専門家や就活をしたことのある先輩に見てもらい、改善点を見つけることが重要です。

次に、応募先の選定も大切です。自分のスキルや興味に合う企業かどうかを再確認し、自分に合った企業に絞って応募しましょう。

その後の選考では、事前準備と自己分析が必要です。自己PRや志望動機などで自分をしっかりと表現できるようにあらかじめ対策しておきましょう。

インターンに参加する目的を忘れないことが大切

インターンに落ちること自体は本選考での不利につながるわけではありません。落ちても無駄になると思わず、本選考への対策とも捉えて自己分析と企業研究をしっかりおこない、就活を進める意識が大切です。

最後に、落ち続けることは精神的にもつらいので、メンタルケアを忘れずにおこなってください。

焦らず一歩一歩確実に進んでいくことを大切にし、友人や家族、学校のキャリアセンターなど、支えてくれる人々とコミュニケーションを取りながら進めていくと良いでしょう。

インターンに参加する目的を見直して、選考のないインターンに参加するのを視野に入れるのもおすすめです。

インターンはあくまで一つの選考プロセスであり、これからの就職活動において挽回するチャンスはたくさんあります。自分に合った方法で、着実に前進していきましょう。

インターンに参加するには、ESが重要です。受かるための書き方のコツをこちらの記事でつかみましょう。

インターンの志望動機に悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてください。16業界別に志望動機の例も載せています。

インターンの選考では自己PRも求められます。差別化のポイントはこちらの記事で把握してください。

インターンの書類選考に通過すると、面接が必要な企業もあります。インターンの選考に面接が含まれる人は、こちらの記事に目を通しておきましょう。

インターンの選考に落ちてつらい時には、周りの人やキャリアセンターに相談しましょう。以下の記事では、自分に合った相談相手を見つける方法や相談する前の準備を解説しています。

インターンに落ちてしまい、何のインターンにも行っておらず不安に思う人は、以下のQ&Aでインターンに行っていない人向けの対策を回答しているので、併せてチェックしてくださいね。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

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