Q
大学3年生
男性
面接で「苦手な人との付き合い方」を質問されたら、どう答えるべきですか?
今度の面接で、人間関係に関する質問、特に「苦手な人との付き合い方」について聞かれる可能性があり、どう答えるべきか悩んでいます。
正直なところ、苦手なタイプの人とはあまり深く関わらないようにしてしまうのですが、面接ではそのまま伝えるのは良くない気がしています。
企業はこの質問を通じて、どんな意図で何を見ているのでしょうか?
また、苦手な人との関わり方について、どのように答えれば良い印象を与えられるかも知りたいです。
具体的な回答の組み立て方や、話す際に意識すべき点があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
協調性が見られる! 冷静に対応する姿勢を見せよう
面接官はこの質問を通して、職場に苦手な人がいた場合にどう対応するか、職業人としての姿勢を見ています。
「付き合わない」「かかわらないようにする」といった、社会人として協調性に欠けると思われる回答は避けるべきです。
仕事である以上、個人的な感情と業務は切り離して考える必要があります。たとえ苦手な相手であっても、業務に支障をきたさないよう、冷静かつ丁寧に対応する姿勢を示すことが求められます。
個人的な感情と切り離して対応することを示そう
個人的には、「自分の苦手意識と仕事は切り離し、プロとして徹します」といった回答が模範的だと考えます。
もし正直に話したいのであれば、「学生時代は苦手な人と距離を置くことも可能でしたが、社会人としてはそうはいかないと認識しています。そのため、アルバイト先などで意識的に感情を切り離して接するよう心掛けています。」というように、課題を認識し、改善しようと努力している姿勢を示すのが良いでしょう。
実際に苦手な人と協力して何かを成し遂げた具体例があれば、それを話すのも有効です。
良好な関係を築ける協調性があることを伝えよう
職場では一緒に働く人を選ぶことができない場面も出てきます。
苦手な人との付き合い方を質問するということは、周りの人と良好な関係を築くための努力をする人がどうかを見極めたいという想いが背景にあるのかもしれないですね。
「苦手なタイプの人とはあまり深くかかわらないようにしてしまう」とそのまま伝えてしまうと、協調性が無い印象となってしまいます。
苦手な人との関係構築に努めた話をアピールしよう
「苦手な人と対話する努力をしたり、関係構築を図ろうとして、結果的に良い関係を築けた」という自分なりの工夫や努力を伝えることで、協調性や成長意欲を伝えることができると思います。
伝えるときは、特定の誰かを批判するのではなく、苦手なタイプを曖昧に伝えつつ、問題をどう乗り越えたのかを伝えられると評価につながります。
自分の人間関係力をアピールできるようなエピソードを見つけることができるのがベストです。
もし、具体的な事例が見つからなかったら、第3の案成功者の選択などの本を読んで、二者択一を超えて、新たな案を築く方策を学ぼうと思っている旨を伝えるのも一つかもしれないですね。
面接で苦手な人について質問された際の適切な回答方法について、以下の記事で解説しています。「苦手な人についてどう回答したら良いかわからない」と悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
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