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新卒でアパレル業界へ就職するのは難しいですか?
就職活動を意識し始めたところです。ファッションが好きで、将来はアパレル業界で働きたいと考えているのですが、新卒でアパレル業界に正社員として就職するのは難しいのでしょうか?
周りの友人は一般企業への就職を目指していて、アパレル業界への就職を考えている人があまりいません。そのため、具体的な情報が得られず、不安を感じています。
アパレル業界に新卒で就職が可能なのか、可能な場合はどのくらいの難易度があるのか教えていただきたいです。もし、この業界を新卒で目指す場合、どういった就活対策が必要になりますか?
また、いろいろ聞いてしまって申し訳ないのですが、新卒でアパレル業界に就職した場合の働き方やキャリアパスの違いなども教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
新卒でも挑戦可能! 3つの柱で対策しよう
主要ブランドは倍率が高く狭き門に見えることもありますが、販売職から総合職への登用枠や、EC運営・企画などの新領域の求人も増えていて、新卒でも十分にチャンスがあります。
対策としては、3つの柱がおすすめです。
①ショップ訪問で顧客視点を蓄積する
実際に店舗を訪れ、顧客目線でサービスや商品の魅力を分析しましょう。
②「売り上げを作る視点」を自己PRに織り込む
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)や数値管理などの視点を入れましょう。
単なる販売経験だけでなく、店舗運営への貢献意欲を示すことで、より実践的な能力をアピールできます。
③ポートフォリオやコーデ提案の準備をする
業界特有の早期内定(秋採用)に合わせてポートフォリオやコーデ提案を準備することも重要です。
アパレル業界では早期に内定が出るため、早めの準備が重要です。
入社後は販売現場で接客や在庫管理を学び、その後、バイヤー、MD(マーチャンダイザー)、ECディレクターなどへキャリアを広げていくのが一般的なパスなので、そこを見越しつつ準備していきましょう。
販売職に続くキャリアパスを具体的にして対策を練ろう
新卒でアパレル業界への就職は、決して難しいことではありません。私の周りにも、ファーストリテイリングなどの大手企業に入社した新卒の友人が何人もいます。
ただし、「アパレル」と一口に言っても、非常に多様な職種があります。販売、デザイナー、パタンナー、生産管理、マーケティングなど、何を目指すのかによって難易度や求められるスキルは異なります。
新卒で正社員としてアパレル業界に入る場合、最初は店舗での販売職からスタートすることが多いです。自身の描いているアパレル業界での仕事が、販売職とどのようにリンクするのかを考える必要があります。たとえば、総合職として組織の運営に携わりたいのか、接客を通じて顧客に商品を届けたいのかなど、自身の軸を明確にすることが重要です。
現場を知るつもりでまずは販売職を目指すなら門戸は広い
デザイナーやパタンナーといった専門職を目指すのであれば、ファッション系の専門学校出身者が有利な場合もあります。また、最近では顧客分析やデータ分析といった分野で理系出身者が活躍する場も増えています。
企業によっては、総合職と販売職で採用の入り口が分かれている場合もあれば、まずは全員が販売職からスタートし、将来的にキャリア転換が可能な場合もあります。企業のキャリアパスを確認しておくことが大切です。
実際に、最初は販売職で業界に入り、店長やエリアマネージャーを経て本部に移動するといった実例も多く存在します。まずは現場を理解するために業界に入るという選択肢も十分にありえるでしょう。
こちらの記事では、アパレル業界の基本情報や仕事内容、実際の働き方について詳しく解説しています。向いている人も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
アパレル業界の自己PRの作り方については、こちらの記事で解説しています。アパレルを目指す人は、参考にしてみてください。
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