Q
大学3年生
女性
文系の就職先で営業職以外にはどんな選択肢がありますか?
就職活動中の大学3年生、文系です。文系の就職先は営業職が多いと聞きますが、正直なところ営業はあまり向いていないと思っているので、それ以外の職種で就職先を探したいと考えています。
文系でも活躍できる営業職以外の仕事には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか? 営業職以外で、専門性を身に付けられたり、キャリアアップが見込めたりする職種があれば教えていただきたいです。
また、文系でも活躍できる営業職以外の職種に就くために、今からどんな準備をしておけば良いか、具体的なアドバイスをお願いします。文系の強みを活かせる仕事選びのポイントなど、ぜひ教えてください!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
文系の就職先の選択肢は無限大! 幅広い選択肢を知ろう
営業職以外にも、文系には多様な就職先があります。たとえば、総務・人事・経理といった管理部門の事務職です。経営や経済、法律などを専攻している場合、大学で学んだ知識を実務に活かせる場面も多いでしょう。
事務職では、丁寧さや正確さが特に求められます。決まりごとや制度を正しく理解するためにも、社会保険労務士や税理士といった資格の取得、あるいは日商簿記検定などでスキルを磨いておくことで、より専門性の高い業務を任される可能性が高まります。
さらに、商品企画などの企画職やマーケティング職も、文系学部で培った力を活かせる仕事です。幅広い情報を集め、好奇心をもって取り組む姿勢が成果につながります。
専門性を磨き自分だけのキャリアを築こう!
コンサルタントやエンジニアなど、専門性の高い職種を目指すことも可能です。高度な知識が求められる分、やりがいや高い報酬を得られるチャンスもあります。
また、公務員も文系の代表的な就職先の一つです。法律やルールに基づき、正確に手続きを進める力が必要とされます。試験に合格し採用される必要はありますが、安定性が高く、将来のキャリアを描きやすい点が魅力です。
このように、営業職以外にも文系の就職先は幅広く存在します。これまで学んできたことの中から「特に極めたい分野」を意識しておくことで、自分に合った仕事に出会える可能性が高まります。早めに準備を始めていきましょう。
文系でも「営業以外の専門性」を軸にキャリアを広げられる
文系の就職先は営業職以外にも広くあります。
人と話すのは好きだけれどノルマが大きい営業の仕事は向いていない、と思うのであれば、カウンセラーや弁護士・税理士のような対人支援の仕事や保育士・教師のような教育の仕事も選択肢の一つです。
人とのかかわりという切り口であれば接客・販売の仕事もありますが、こちらはノルマがある場合が多いです。
対人支援や教育の仕事には資格が必要だったり、資格が不要でも専門性を極め続ける必要があるため、自分が興味の持てる分野を早い段階で定めておく必要があります。
対人支援・教育・管理部門など興味の方向で選択肢は大きく変わる
また、そもそも社外の人と接する仕事を避けたいのであれば、社内の管理系の仕事に就くのも良いでしょう。
新卒で管理部門の募集は数として多くはないですが、経理や人事、システム部等、社員の人を支える仕事は社外向けの仕事と違ったやりがいがあります。
管理部門の募集は少ない分、個別に業務を教わることが多いため、地頭のよさやキャッチアップの速さなどの、ポテンシャルが求められます。
日頃から自分の苦手分野にも積極的に取り組んだり、サークルやゼミで裏方の仕事を買って出たりする経験を増やしておくと良いでしょう。
以下の記事では文系の営業以外に就職可能な職種例を21選紹介しています。「文系で営業職以外の職種に就きたい」と考えている人はぜひ参考にしてください。
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