Q
大学3年生
男性
SH001総合適性検査(47分)の内容は何ですか?
今度、企業の選考でSH001総合適性検査を受検することになりました。検査時間が47分と聞いており、どのような内容が出題されるのか、そしてこの短い時間でどのように対応すれば良いのか不安に感じています。
SH001総合適性検査のは、具体的にどのような科目で構成されているのでしょうか? とくに、47分という時間の中で、それぞれの科目にどれくらいの時間を割けば良いのか、おおよその時間配分の目安を知りたいです。
SH001総合適性検査(47分)を受けるにあたり、事前にどのような対策をしておけば良いのか教えていただきたいです。
また、SH001総合適性検査(47分)を突破するためのコツや、過去に経験された方の具体的なアドバイスがあれば、ぜひお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
SH001総合適性検査は能力検査と性格検査の2部構成
SH001総合適性検査(47分)は、多くの企業の採用選考で用いているWeb形式の適性検査です。おもに、能力検査(言語・非言語)と性格検査の2部構成で、全体の時間は47分に設定されています。
能力検査は約35分で、言語(語彙・文章読解など)と非言語(四則演算・表の読み取り・図形整理など)が含まれます。
出題構成と時間配分のコツを押さえておこう
非言語は特に時間がかかりやすいため、1問あたり40〜60秒を目安に、難問に固執せずテンポよく解くことが鍵です。
残りの約12分は性格検査で、協調性、リーダー性、誠実さなどの特性を測定します。性格検査は正直に答えることが基本ですが、極端な回答や矛盾が出ないよう一貫性に注意しましょう。
本番を意識した実践的な対策をしよう
対策としては、市販のSPIやWebテスト対策問題集を使って、問題形式に慣れておくことが効果的です。特に苦手分野(割合・順列・図表読解など)は早めに克服しておくと安心です。
受検者からは「最初に全体を見渡して、得意な分野から解くと落ち着けた」「途中で焦らず時間配分を意識するのが大事」との声もあります。限られた時間内でも、慣れと戦略で十分に対応可能です。
SH001は実践的な処理能力や論理的思考力の対策が重要
まず、SHL SH001という名称に聞き覚えがない人もいるかもしれませんね。これは、SHL社という会社が提供している適性検査の一つなんですよ。
SPIがリクルート社のものであるように、SHL社もさまざまな適性検査を提供しています。
そのなかでもよく知られているのが、論理的思考力や処理能力の高さを測るC-GABという検査です。コンサルティング業界などでよく導入されていますね。
そして、このC-GABにはいくつかのバージョンがあり、SH001はそのバージョンの一つです。
つまり、SHL SH001は、論理的思考力と処理能力の高さ、そしてスピード重視の能力検査だと理解してください。
SPIが全般的な能力を測る傾向があるのに対し、SH001はより実践的な処理能力や論理的思考力を、速いスピードでできるかを測ります。
コンサルティング系や金融系の企業が導入するケースが多いのが特徴です。
スピードと問題形式への慣れが高得点のカギ!
出題内容は、おもに言語、数理、論理の3分野です。言語は長文読解など、国語のような問題ですね。数理は四則演算や表の読み取り、推論など、数学のような問題です。
そして論理は条件整理など、SPIよりも実務に近い形式で論理的思考力を測る問題になっています。
最も重要なのはスピード処理が求められることです。対策としては、まずSH001の問題集を購入し、一度ざっと解いてみることをおすすめします。
問題形式に慣れ、スピード感を持って解く練習をすることが必須です。「これくらいのスピードで解かないといけないのか」「こういう問題が出るのか」という感覚をつかみましょう。
SPIよりも実務に近い雰囲気で、圧倒的なスピードが求められるので、この問題形式に慣れることが非常に重要ですし、焦って時間切れになるのが最も大きなリスクです。
市販の問題集でSHLやC-GABと書かれているものを活用してください。
以下の記事ではSHLテストの出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからSHLテストを受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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