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SES企業のベンチャーは、就職しても問題ありませんか?
現在、IT業界への就職を考えていて、SES企業のなかでも特にベンチャー企業に興味を持っています。
SES企業のベンチャーでは、どのような働き方が一般的で、大手SES企業と比べてどのような違いがあるのでしょうか?
ベンチャー企業ならではの成長スピードや、若いうちから裁量を持って働ける点に期待している一方で、労働環境や教育体制については少し不安もあります。
SES企業のベンチャーで働くことのメリット・デメリットや、具体的な仕事内容、キャリアパスについて教えていただきたいです。
また、未経験から挑戦する場合に必要な準備や意識しておくべきことについてもアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベンチャーでも教育制度が整っている場合もある! 企業研究から見極めよう
学生が抱きがちな「ベンチャー企業は20代の若手ばかり」というイメージは、必ずしも実態と一致しません。特にSES系の企業などでは、その考えがミスマッチにつながる可能性があります。
実際には、事業を安定して成長させるため、高い技術力や豊富な顧客を持つ40代以上のベテランを他社から引き抜いているベンチャー企業は数多く存在するのです。
また、大企業の関連会社として設立されたベンチャーなどでは、親会社からの移籍組が中心となり、社員の平均年齢が比較的高くなることも珍しくありません。
こうした企業では、経験豊富な社員が多いために、予想に反して教育制度がしっかりと整備されているというメリットがある場合もあります。
ベンチャーという言葉に惑わされず本質を見ることが大切!
会社を評価する際は、創業者がどのような経歴か、大手の関連会社として設立されたのか、そしてどのような質のクライアントと取り引きがあるかといった点を確認することが重要です。
「ベンチャー」という響きだけで選ぶのではなく、実態をしっかり見極めないと、入社後に後悔する可能性があります。なぜベンチャーが良いのか、自分に問いなおすことも大切です。
SES系のベンチャー企業のメリットデメリットを知って比較しよう
SES系のベンチャー企業に就職することは、まったく問題ありません。大手企業と比較した場合、それぞれに異なるメリットとデメリットが存在します。
両者の最も大きな違いは、かかわることのできる「プロジェクトの規模」です。大手SES企業は、クライアントも大手であることが多く、社会的に影響の大きい大規模なプロジェクトに携われる可能性が高いというメリットがあります。
一方で、ベンチャー企業のクライアントは中小企業が中心となるため、プロジェクトの規模は小さくなる傾向にあるでしょう。
自分に合う成長環境がどちらなのかをしっかりと理解して選択しよう
しかし、ベンチャー企業には、一人ひとりの社員に対して丁寧な指導や研修をおこなうことが多いというメリットも存在します。大手企業のような画一的な研修ではなく、個々のスキルや成長に合わせた、よりパーソナルなサポートが期待できる場合があるのです。
したがって、大手かベンチャーかの選択は、「大規模プロジェクトで経験を積みたい」のか、「手厚いサポートのもとで着実に技術を身に付けたい」のか、自身がどちらの働き方を望むかによって決めるのが良いでしょう。
SIerへの就職を検討している人は、こちらの記事もチェックしておきましょう。「やばい」と言われる理由を解説しています。
新卒でSESになるかどうか悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。優良企業を探すポイントも解説しています。
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