Q
大学3年生
男性
5分の自己PRはどんな構成にすれば良いですか?
面接で5分間の自己PRを求められ、どのように構成すれば良いか悩んでいます。
大学のキャリアセンターの模擬面接では、「話がまとまっていない」「結局何が言いたいのかわからない」とフィードバックを受け、自分でも何をアピールすれば効果的なのかわからなくなってしまいました。
5分という時間も長く感じ、どこまで深掘りして話すべきか、話す内容の取捨選択も難しいです。
面接官に良い印象を与え、自分の強みを最大限にアピールするためには、自己PR5分で具体的にどのような内容を盛り込み、どのように構成すれば良いでしょうか? アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
PREP法が参考に! 書き出して流れを整理しよう
5分間の自己PRは、面接や選考において比較的長い時間となるため、内容の構成が非常に重要です。
通常、このスピードで話すと原稿用紙5枚分、約2000文字程度のボリュームになるので、まずは話す内容の原案として文章を書いてみることをおすすめします。
事前に文章で構成を練ることで、話の論理的な流れや情報量を整理しやすくなります。構成としては、まず最初の30秒で結論を伝え、最もアピールしたいポイントを述べます。これはPREP法の「P(Point)」にあたります。
ここで面接官の興味を引きつけ、あなたの最も伝えたいことを明確に示しましょう。
次にその結論に至った理由を簡潔に述べ、中盤の2分30秒から3分程度をかけて具体的なエピソードを詳しく説明します。これがPREP法の「E(Experience)」に該当し、自己PRの核となる部分です。
過去の経験やそこで得た学び、課題解決への取り組みなどを具体的に語ることで、あなたの能力や人柄を深く理解してもらえます。
会社への貢献で締める! 暗記せず自分の言葉で話そう
最後に残りの1分程度で、これらの経験を通じて会社にどのように貢献できるか、顧客にどのような価値を提供したいかを伝えて締めくくりましょう。内容としては必ずエピソードを中心に据えてください。
そして締めの部分では、顧客や会社の事業への貢献を明確にすることが重要です。注意点としては、事前に原稿を用意したとしても丸暗記は絶対に避けてください。
自然な言葉で、自分の思いを伝えることが大切です。練習を重ね、時間を意識しながら流れるように話せるようにしましょう。
肩書きと強みを語る! 後は学びと貢献姿勢で締めよう
分という長さは、自己紹介と詳細な事例報告の中間にあたり、だらだらと話してしまわないよう、時間の割り振りに工夫が必要です。
まず、冒頭30秒で「肩書き・強み・結論」を宣言し、続く3分で具体的なエピソードを時系列で語ります。
そして、残り1分半で経験からの学びと入社後の貢献を整理する、という三段構成が聞き手に負担をかけることなく、あなたの魅力を最大限に伝えることができます。
話を塊で分ける! 具体的な数値で説得力を持たせよう
エピソード部分では、「課題→目標→行動→成果」という4つのブロックを意識し、それぞれ40秒くらいで話すことを目安にします。
その際、具体的なデータや比較値を1〜2点だけ盛り込むと、あなたの成果が客観的な事実として伝わり、話に説得力が生まれます。
練習段階でストップウォッチを使い、聞き取りやすい速度に調整することも大切です。最後に、将来像を示しつつ質疑応答への橋渡しをすると、面接官がさらに深掘りしやすい状況を作れます。
短時間で自分をPRする場合は、自己PRの骨組みが大切です。こちらの記事では、どのような構成にするとよいのかについて解説しています。
こちらの記事では、1分の自己PR動画の撮影をどのように行えばよいのかについて解説しています。短時間の自己PR動画を撮影する予定の人は目を通してみてください。
時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】
(リーダーシップが強みの場合)







