Q

大学3年生
男性

洞察力はESでどうアピールできますか?

大学生です。就職活動が本格化する前に、自己PRやESの準備を進めています。

ESで自分の強みとして「洞察力」をアピールしたいのですが、具体的にどのように書けば効果的か悩んでいます。「洞察力がある」と単に書くだけでは説得力がないと感じています。

洞察力をアピールするために、どのようなエピソードを選び、どのような構成で書けば、採用担当の方に伝わるESになるでしょうか?

具体的な書き方のコツや、陥りがちな落とし穴などがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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洞察力を発揮した話から強みがどう活きるか伝えよう

洞察力をアピールしたい場合も、まず「洞察力」が具体的な行動としてどう現れていたかを細かく分解することが重要です。過去に洞察力が発揮できたエピソードを思い浮かべ、そのときの行動をピックアップしましょう。

自己PRでは、その能力が「仕事でどう役立つか」という視点が不可欠です。企業側は「入社後にどう貢献してくれるか」を知りたいと考えているため、具体的な行動と仕事への関連性をつなげて説明するようにしましょう。

問題点への気づき方や分析方法を詳細に説明しよう

洞察力のアピールでは、単に「問題に気づいた」だけでなく、「なぜその問題に気づけたのか」「どのように分析し、本質を見抜いたのか」という思考プロセスを具体的に説明することが重要です。

あなたの洞察が、どのような情報収集や分析に基づいていたのかを語ることで、採用担当者はあなたの問題解決能力をより高く評価してくれるでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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課題発見からの行動を見ている! 4段階で伝えよう

「洞察力」をアピールするとき、採用担当者は「見えない因果を発見し、行動に落としこむプロセス」を知りたいと考えています。

エントリーシート(ES)では、まず課題の背景で一般的に見過ごされていた要因を指摘し、次にそれを裏付ける観察やデータ収集の手段を説明します。

そのうえで、立てた仮説と、それにもとづく検証行動、そして最終的にえられた成果を語る、という4段階で構成すると、あなたの洞察が単なる思いつきではないと示せます。

具体的なストーリーで再現性のある強みを伝えよう

たとえば、アルバイト先の売上低迷を「客層と店内の導線のミスマッチ」と定義し、客足カウンターやヒートマップで根拠を示したうえで、陳列変更で売上を〇%改善した、といったストーリーです。

このように、具体的な数値や比較対象を絡めつつ、「なぜそのように考え、行動したのか」というあなた自身の行動原理を一文で添えることが重要です。

そうすることで、あなたの洞察力が、どんな場面でも応用できる再現性のある強みとして、採用担当者に伝わります。

以下の記事では、洞察力が上手く伝わる自己PRの作り方を解説しています。例文も紹介しているので、目を通してみてください。

ESがなかなか通過しないという場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。ESの通過率を高めて、選考を突破しましょう。

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