Q
大学3年生
女性
「ポジティブ」な長所をアピールするエピソードが思いつきません……。
私は就職活動中の大学3年生です。面接対策で自分の長所を考えているのですが、私は昔からよく「ポジティブだね」と言われるので、それを長所としてアピールしたいと考えています。
しかし、いざ面接で話すとなると、どのようなことを話すべきなのかわからず、具体的なエピソードがうまく出てきません。具体的で良い成果につながったポジティブエピソードなどもこれといってないです。
面接官に自分のポジティブさをしっかり理解してもらうには、どのようなエピソードをどうやって見つけたら良いのでしょうか? また、エピソードが具体的な成果につながっていない場合、そもそもポジティブさを長所にするべきではないのでしょうか?
また、エピソードを選ぶ際のポイントや、話し方のコツなどについて、詳しくアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ポジティブと言われたときの状況や行動を思い出そう
まず、自分自身が考える「ポジティブ」が、具体的にどのようなものなのかを日本語で考えてみましょう。「楽観的」「肯定的」「前向き」「積極的」など、言葉を分解すると考えが整理されやすくなります。
人から「ポジティブだね」といわれた経験を基にする場合は、注意が必要です。なぜなら、相手の意図と自分のとらえ方がずれている可能性があるからです。
いつ、どんな状況で言われたのか、そのとき自分がどんな行動をしていたかを振り返ると、具体的なエピソードが見つかります。
1分で要約! 一つのエピソードを簡潔に話そう
自己PRや面接での回答は、1分程度で話すのが基本です。文字数にすると300字くらいなので、それを目安に内容をまとめましょう。
話し方のコツは、エピソードを一つに絞って深掘りすることです。あれもこれもと話すのではなく、最も自分らしさが伝わるエピソードを選んでください。聞き手がイメージしやすいように、簡潔に話すことを心掛けることが大切です。
思いつかないときは別の自分らしさを考えてみよう
他人から「ポジティブだね」と言われるけれど、具体的なエピソードが思い浮かばない場合、まずは「長所」として考えるのをやめてみましょう。
どのような場面で、何に取り組んだときにそう言われることが多いのかを考えてみてください。もし具体的な成果につながっていないのであれば、ポジティブさを長所として語るのは少し難しいかもしれません。
「自分らしさ」とは何か、という視点で、良い面も悪い面も含めて自分の特徴を書き出してみるところから始めましょう。
書き出した特徴一つひとつについて、そう思うようになったきっかけや出来事などを紐づけていきます。そのなかで、最も説得力のあるストーリーを組み立てられるものを選び、それをあなたのアピールポイントとすれば良いのです。
客観的な視点を持って相手に伝えることを意識しよう
自分の中にある事実から物語を構築する、一種のプレゼンテーションだと考えてみてください。若い時期に自分で認識している長所は、将来変わる可能性が高いものです。
それよりも、自分らしさを客観的にとらえ、それを相手にわかりやすく伝える能力のほうが、よほど重要だといえます。
こちらの記事では、ポジティブな自己PRの作り方を例文とともに紹介しています。他者と差別化できる言い換え表現も解説しているので、参考にしてみてください。
次のQ&Aでも自己PRでポジティブさをアピールする方法について回答しています。ポジティブをアピールしたい人はぜひチェックしてみましょう。
ポジティブな性格は前向きと言い換えることもできます。以下のQ&Aでは、「前向き」を長所としてアピールするのはありか? の質問にキャリアコンサルタントが回答しているので、併せて参考にしてみてください。
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