Q

その他
回答しない

ワーホリ経験をガクチカで話すときのコツが知りたいです。

就職活動を控えている大学3年生です。

大学2年生の時に1年間ワーキングホリデーでカナダに行っていました。この経験をガクチカとしてアピールしたいのですが、どのように伝えれば良いか悩んでいます。

ワーホリ中は、カフェでアルバイトをしたり、現地の語学学校に通ったりしていました。英語力も向上し、異文化の中で生活する大変さや楽しさも経験できたと思っています。

しかし、これを「ガクチカ」として企業に評価してもらえるようなアピールポイントに昇華できるのか不安です。

周りの友人は長期インターンやゼミでの研究など、いかにも就活で評価されそうな経験をしていて、自分だけワーホリという特殊な経験で不利にならないか心配です。企業はワーホリ経験のどこを見てくれるのでしょうか?

ワーホリ経験をガクチカとして効果的にアピールするための具体的な方法や、伝える際の注意点など、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

ワーホリは3つの視点から振り返ってガクチカにしよう

1年間のワーキングホリデーの経験のなかで、アピールできるポイントを精査しましょう。

まず、業務におけるKPIについてです。売上、レジの誤差、回転率、顧客満足度など、どの指標を何%改善したのかを具体的に示します。

次に、生活におけるKPIについてです。文化的な背景が異なる、慣れない海外生活のなかで、家賃、勤務、学習の時間やお金を管理した経験を「運用力」として語ることもできます。

最後に、英語以外の価値についてです。シフト調整の交渉や、文化の異なる顧客からのクレームに対応した経験などがあれば、そのプロセスを詳細に記載しましょう。

改善点と数値が大切! 課題解決のストーリーを詳細に話そう

ワーホリをガクチカとして記載するときの例です。

「シフトが固定化され慢性的に人員不足だった店舗で、ピーク時間帯前の事前準備として20項目のチェックリストを作成、徹底しました。その結果、お客様の平均待ち時間を23%短縮できました。また、多様な文化を持つお客様の期待値の違いを分析し、対応を定型化したことで、クレーム数を40%削減しました。」

このような形式を参考にして、ガクチカを話せるように準備してみましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

ワーホリのガクチカでは行った目的から学びと成長を話そう

留学のケースと同様に、「なぜワーキングホリデーに行ったのか」という目的やきっかけを明確にすることが重要です。そのうえで、「経験を通じて何を学び、どう成長したか」という自身の変化を伝えられるようにしましょう。

困難を乗り越えた経験を入れて説得力のあるガクチカにしよう

さらに、現地で直面した想定外の困難や課題と、それをどう乗り越えたかという具体的なエピソードを盛り込むことが大事です。そうすることで、話に深みと説得力を持たせましょう。

こちらの記事では留学経験を魅力的なガクチカにするための方法について解説しています。留学のガクチカで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

海外就職を希望している人は、次の記事もチェックしてみましょう。海外就職の方法の1つとしてワーキングホリデーについても詳しく解説しています。

以下のQ&Aでは、「海外とかかわる仕事は留学経験が有利か? 」の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
ガクチカ作成ツールでガクチカをつくる【無料】

 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア