Q
大学3年生
女性
就活に対する気持ちが折れてしまいました……。
大学3年生で絶賛就活中です。大学3年生の10月から早期選考に参加しており、先日、初めて最終面接まで行くことができました。
しかし、今日その会社から不合格の通知が届きました。志望度が高かったこともあり、完全に心が折れてしまいました。ここから先就職出来る気がしません。
所属大学も就職に有利とはいえないうえに資格もないため自信がなく、ずっと涙が止まりません……。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
最終面接まで進めた自分を誇ろう
就活で大きな壁にぶつかると、気持ちが折れてしまうのは決して珍しいことではありません。
特に志望度の高い企業の最終面接で落ちてしまった喪失感はとても大きく、「自分にはもう可能性がないのでは」と思ってしまうのも自然な反応です。
ただし、最終面接で落ちるのは決して珍しいことではなく、平均的な合格率は約50%程度と言われています。企業規模や採用人数によっても変動しますが、大企業では30~40%、中小企業やベンチャー企業では60%ほどの合格率です。
最終面接まで進めたという事実は、すでに数多くの応募者のなかから高く評価されている証拠です。決して小さな強みではありません。
最終面接はご縁で決まることもある
不合格の理由は単純に「力不足」とは限らず、企業との「ご縁がなかった」可能性も大いにあります。
企業が最終面接で求めているのは、スキルや経験だけではありません。「その企業の文化や働き方にマッチするか」「一緒に働きたい人材かどうか」「成長し続けられるかどうか」が大切です。
だからこそ、所属大学や資格の有無だけではなく、コミュニケーション能力や志望動機、仕事に対する姿勢、考え方など多面的な視点から面接官は評価をしています。
資格がなくても、あなたの経験や考え方が十分に評価される対象となることは多いのです。
涙が止まらないほど頑張っていることそのものが、あなたが真剣に取り組んでいる証拠です。
涙を拭いて振り返ろう! その経験は武器になる
次にできることは、今回の経験を振り返って「どこで自分の強みが伝わったか」「どこが伝わり切らなかったか」を整理することです。
そして、一人で抱え込まず、大学のキャリアセンターや信頼できる人に面接の内容を共有し、フィードバックをもらうことで次につながりやすくなります。
就活は一発勝負ではありません。多くの人が複数回の不合格を経て最終的に納得できる就職先にたどり着いています。
すでに最終面接まで進めたあなたの力を信じて、もう一度一歩を踏み出してください。
今回の経験を「失敗」ではなく「次への材料」ととらえることが、就活を乗り越える大きな力となるでしょう。
能力不足ではない! まずは自分を褒めよう
志望度の高い企業からの不合格通知は、さぞつらいこととと思います。しかし、最終面接まで進めたという事実は、企業があなたの力を評価していた証です。
ただ、最終面接は能力だけで決まる場ではありません。
企業はその年度の採用人数、既存メンバーの構成、配属予定部署との相性など、内情に基づく総合判断をおこないます。
そのため、最終段階で見送られるのは、個人の能力不足ではなく「組織としての配置計画による判断」というケースが非常に多いのです。これは、大学3年生の就活においても同様です。
企業の配属計画によって不合格になることがある
また、選考の最終段階では、組織の未来を見すえてバランスを取る作業が中心になります。
そのため、どれだけ魅力的な人であっても、配属計画とマッチしないだけで結果が変わります。このことからも、今回の不合格はあなた自身の価値と切り離して受け取って大丈夫です。
つらさが残る今は、どうか自分を責めず、最終面接まで進んだ事実を認め自分を褒めてあげてください。
つらさも経験の一つ! 縁のある企業を探そう
今回の経験は、次のチャンスで確実に活きます。志望動機の整理や自己理解の深まりなど、就活は自分自身との出会いのプロセスです。この自己探索は、社会人になっても大いに役立ちます。
就活は、縁のタイミングが大きく影響します。これから出会う企業のなかに、あなたが安心して力を発揮できる場がきっとあるはずです。希望の企業に入社できるよう、心から応援しています。
就活に疲れた人は、次の記事も参考にしてみてください。就活に疲れたときのメンタルケア方法や就活との向き合い方を解説しています。
就活がうまくいかずに落ち込んでいる人は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。就活がうまくいかないときの対処法を解説しています。
こちらのQ&Aでも最終面接に落ちて辛い思いをしている相談者に向けて、キャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。
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